★5 | いわゆるドラマチックな「物語」は描かれない。1969年のバディ少年(ジュード・ヒル)の周りで起きていた“あのときのあの出来事”が断片(印象)として活写される。長い年月と経験を経て、その断片は“ある価値”として実を結ぶ。記憶とはそういうものだと思う。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(2)] |
★4 | 大状況が、移動すれば終わってしまう課題に矮小化される。ヤクザ・入院・滞納といった日常の脅威は段階を踏むが、父のキャンブル癖は世界の果てまでついてくるだろう。 [review] (disjunctive) | [投票] |
★3 | ケネス・ブラナーの作品に驚きや新しさはないし、内輪受けの冗長な進行がやや退屈ではある。しかし、オープンニングのフルカラーからモノクロへの移行、その後のカメラ運びのいくつかのシーンでは面白いものがあった。 [review] (jollyjoker) | [投票(1)] |
★3 | 120分観てても飽きないだろうが、特にやることもなさそうなので100分無くてもいい気がする。特に訴えかけず、子供目線から見たベルファスト映画。 70/100 (たろ) | [投票] |
★3 | ジュディ・デンチの圧倒的な顔芸。何分でも見られる。 [review] (トシ) | [投票] |
★3 | 開巻及びラストの町の風景部分はカラー。これがとても綺麗な色遣いだ。1969年への場面転換は、カラーの壁をカメラが上昇移動し、モノクロに転換する趣向。以降、ドラマ部分は基本モノクロだが、映画館で映画を見るシーンなどで、カラーの画面が挿入される。 [review] (ゑぎ) | [投票(2)] |