シャハブ・ホセイニの映画ファンのコメント
セールスマン(2016/イラン=仏) 別離(2011/イラン) 彼女が消えた浜辺(2009/イラン)が好きな人 | ファンを表示する |
市子(2023/日) |
「私とは何か」という永遠の謎を解くために哲学はあるとも言われるが、それを堂々と真正面から映画でやってのけた骨太の傑作であります。 [review] (セント) | [投票(3)] | |
『砂の器』的に時制を往還しつつシステムから弾かれた者の居た堪れなさに寄り添う一方『ゴーンガール』のように失踪の果てからやさぐれ本性が立ち現れる。ともにコクある描写だが両者の接合点は見えない。印象的なのは取り巻く女たちの目力と確立された自我。 (けにろん) | [投票(1)] | |
社会と実在と自我。例えば社会から疎外されてしまった者でも自我を持ったカタチ(姿)としてとりあえず社会に実在できる。だが、あなたは実存しないとされてしまった者のカタチ(姿)は社会から消失してしまい、存在したいという自我の欲望だけが実在することになる。 [review] (ぽんしゅう) | [投票] | |
私なんかは鑑賞後の余韻とか凄まじかったが、人によっては市子の言動にしっくり来てない方もいるのだろう。ただ、いずれにしても目を背けていけないのは、根本にある問題なはず。 [review] (deenity) | [投票] |