★4 | ベタなメロドラマに詩情を添える京都の風俗、風景。衣装考証が上野芳生! [review] (Aさの) | [投票(2)] |
★4 | この毅然と自立した価値観に立脚した女性の往き方というのは若干今更でもあるが、ハイクオリティの宮川映像と山本富士子の熱い情とクールネスの混在と古都の染物屋という閉鎖社会の雰囲気描写の3者の結合にはやはり惹かれる。そういう映画だと思う。 (けにろん) | [投票] |
★4 | とはいえ、やっぱりカメラでしょう。列車の窓を流れる光の美しいことったら。 (動物園のクマ) | [投票] |
★3 | 見処はカラー撮影で、吊るされて画面を覆う原色の染物が緩やかにはためくタッチはアンゲロプロスを彷彿とさせる鮮やかさ。様々な着物の柄も豚に真珠ながら愉しめた。 [review] (寒山拾得) | [投票] |
★3 | 期待し過ぎて今イチな感じもしたし音楽もうるさいが、当時の京都だけじゃなく心斎橋や東京の風景も出てきて嬉しい。不倫を描いているのに、全く下品にならないのはひとえに山本富士子、上原謙の上品さの賜物。小沢栄の悪役振りが、いつもながら唸るほど上手い。['05.7.24京都文化博物館] (直人) | [投票(2)] |
★3 | 私はこういう映画が一番苦手だ。激しい嫌悪を感じながらも認めざるを得ない。「川崎敬三や上原謙が大嫌いだが、山本富士子は最高に美しい」と書いたところで何にもならない。吉村公三郎には素晴らしい才能があったのにも拘わらずどうしてこんな映画を撮ってしまえるのか、という問題なのだ。 (ゑぎ) | [投票] |