★5 | 言葉が画になっている。マシンガンのように、そして時には大砲のごとく炸裂する言葉の力にただただ撃たれるしかない。何をも恐れないという強い意志に貫かれたスピーディな演出、ライターの活かし方や歌のセンス。こんなもの昔も今も増村にしか撮れない。 [review] (ナム太郎) | [投票] |
★5 | 人間のエゴとエゴが激しくぶつかり合う、熱い、そしてドス黒い増村ワールド!バカなようでしたたかな野添ひとみと、計算高いようで純粋さを捨て切れない川口浩の対比が凄い。 (太陽と戦慄) | [投票(1)] |
★4 | およそ10年振りに再見。何とも救いようの無いシビアなストーリーだが、こーゆーテーマの方が増村の腕は断然冴えて、べらぼうに面白い。川口浩は何演っても全く一緒だが、野添ひとみは『くちづけ』とは全然違って上手いなぁ。高松英郎、信欣三も上手い。オープニングの歌、終盤の野添ひとみの意味不明なミュージカルシーンとか、キ●ガイ過ぎて笑える。['06.10.15新文芸坐] (直人) | [投票(2)] |
★4 | 凄い監督の撮った凄い映画。という表現がふさわしい映画だと思うんだけど、これじゃなんのことだかわからんよねえ。 [review] (G31) | [投票] |
★5 | 急速に自転しながら成長する経済の渦が大衆消費の巨大な渦を生み、その渦は相互に作用しながらスピードを加速する。その中で蠢くのは無数の異星人。スピンアウトされた男は宇宙服で身を固め、銃をかまえて気弱に笑う。きっと増村保造は日本が嫌いなのだ。 (ぽんしゅう) | [投票(2)] |