★3 | 昭和18年の満州に於いて、梶があそこまでの自由主義思想を持てたことはほとんど奇跡的なことである。その一点に限れば、この作品が『戦争と人間』よりリアリズムを貫いていない、という事実は覆い隠せないものではないか。 [review] (水那岐) | [投票(1)] |
★4 | 300分ぶんは優にありそうな内容を208分の尺にギュッと凝縮。[俳優座シネマ] (Yasu) | [投票(1)] |
★4 | 主人公梶とその妻を中心として、彼が労務管理を担当する満州鉱山を舞台に物語は進む。想像力が喚起される部分もあるにはあるが、狭い現代日本で暮らす我々から見て、『戦争と人間』('71~73年)と較べるとどうしても作品世界が小さく、狭苦しい印象が残った。 [review] (死ぬまでシネマ) | [投票] |
★4 | 良心あれば良いという訳ではないという人間の現実…なんか切ないです。 [review] (甘崎庵) | [投票] |
★4 | 長篇大作なんだけど、一気に見てしまう作品だ。 (RED DANCER) | [投票] |
★5 | 原作既読。BSシネマの『山田洋次監督が選んだ日本の名画百選(家族編)』にて鑑賞。原作に忠実なストーリー運び。一切の無駄がない。仲代達矢の眼光が鋭く光るが、その眼力がさらに圧倒的になるのは第4部以降。レヴューは1部と2部に分けて記述。 [review] (IN4MATION) | [投票] |