★3 | 老婆の役づくりのため歯を抜いた田中絹代の女優魂は見事としか言いようがないが、それだけでこの作品を「良し」としてしまうのはどうか。サンダカンのシーンは高橋洋子の頑張り以外全く見るところがないように思うのだが。 (ナム太郎) | [投票(1)] |
★3 | リアリズムな田中絹代の現代のシーンと旧態としたスタジオドラマの過去ボルネオのシーンにギャップあり過ぎ。見た目以上に高橋洋子の本質が違うのだから連関を印象付ける演出は不可欠だった。栗原小巻が全くの不要牌だったことも強度を弱める。 (けにろん) | [投票(2)] |
★4 | 不覚にも泣いてしまった。 [review] (ぱーこ) | [投票(9)] |
★3 | 昔、ビデオで見た時は寝たが、7年振りくらいに見たら意外に良く出来た作品でビックリ。でも、時代のせいか、熊井啓の演出のせいか、役者の演技が皆クサい。['08.8.20新文芸坐]
[review] (直人) | [投票(3)] |
★4 | 知らないということは、恐ろしいこと。だから、例え情報量が沢山
あっても、少しずつでも、知らなくてはならない。この映画は『ゆきゆきて 神軍』同様の戦争の裏歴史。 [review] (Linus) | [投票(3)] |
★4 | 田中絹代と高橋洋子の輝き。あばら屋に新しく敷かれたゴザの上で飛び跳ね、幼女のように頬ずりする老女の輝き。娼婦ではなく、女として自分を選んだ男との一夜を過ごす少女の輝き。一瞬見えるその女の輝きを、私は美しくかつ高貴だと思う。
(ぽんしゅう) | [投票(6)] |