★3 | 原作を読んでみたくさせるには充分な作品。もっと緻密なプロットで読んでみたい。それにしても濃い作品だったなあ。 [review] (甘崎庵) | [投票] |
★4 | 佐分利信がかもし出す本能的で強引な覇権欲と、極めて私的な怨念が入り混じったグロテスクさは圧巻で、政官財界を支配するのは、実は「恨み」なのではないかとすら思えてくる。いささかテレビ的な作りが、かえって話しの牽引力になっているのも計算のうちか。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★4 | 銀行の「政略結婚」内幕話。 大きな野望を、より巨大な野望が呑み込む権力の構図。 妾京マチ子に較べ、日陰の存在であった本妻月丘夢路が最後の方で言い放つ一言が強烈。 [review] (AONI) | [投票(7)] |
★4 | 今年木村拓哉主演でTVドラマ化される本作。だからこそ本作での佐分利信を観直す必要があるのです。勿論京マチ子も当然です。仲代達矢がどうでも良い作品なんてそう滅多にお目にかかれないんです。本物の「映画」があると力説したいんです。 (sawa:38) | [投票(1)] |
★4 | 一気の200分だった。理路整然としたカットの繋ぎが奇跡的なくらい決まってて、これだけドロドロで込み入った政財界におけるパワーゲームが明瞭過ぎるぐらい分かり易い(政界といえば言語明瞭意味不明なんてのもあったね)。本作にとってはこのわかり易さが最大のポイントで、豪華役者陣の演技合戦にも充分目が行き届き、楽しめる。4.5点。 (クワドラAS) | [投票(1)] |
★4 | 小細工は排し豪華キャストを駆使しての物語に徹している様を「連ドラで充分」と揶揄されようとも断固支持したい娯楽大作。休憩時間のトイレで味わう一体感はまた格別。 (町田) | [投票(3)] |
★3 | 京マチ子、佐分利信、月丘夢路の3Pって・・・。公開していいのか!? (直人) | [投票(3)] |
★4 | 社会派ドラマとしても人間ドラマとしても文句なし。「阪神特殊鋼」を「はんしゅんとくしゅこう」と言っても訂正させられないのを見るだけでも、いかに佐分利がこの映画を支配していたかがよくわかる。二谷英明の清潔感も佐分利の風格に負けてない。 [review] (TOMIMORI) | [投票(1)] |