ティモシー・ウェストの映画ファンのコメント
祭りの準備(1975/日) |
周りの現実を真正面に見、人間を知り、ここにはないどこかに出発する。それが青春だろう。素晴らしい秀作。すべての出演者が江藤の門出を祝福している。ラストのバスから見える暗黒は今から何かが始まる原点なんだろう。青年よ、どこにもない場所に行け。 (セント) | [投票(5)] | |
「家を出ること=逃げ出すこと or 裏切ること」という考えは、この映画の公開から32年経ってどのように変化しているのだろうか?もっとも若者の独立のし難さはこの頃よりも増しているかもしれないが。文化的・経済的に若者の芽を摘む社会への挑戦の映画。 (カレルレン) | [投票] | |
西欧化された表層のせいで、、なんか後ろめたいというか、それは後退ないし堕落である、と感じている土着的な幸福感を、素直に喜んでいいのかもしれない、と思わせられました。そんな土着的なものが自分の中にも残っていたことさえ、忘れていた。自分がアジアの一員であることを、ちょっと喜びたい。 (エピキュリアン) | [投票(2)] |