★5 | すごいです。こんなに、手で丁寧に糸を紡ぐように織って作った、宝石のような映画。震えが来るぐらいです。主人公を通して、人間の本源的な存在そのものの哀しみを映してる。繊細だ。キェシロフスキの哀しみが伝わってくる。 (セント) | [投票(2)] |
★5 | イレ−ヌ・ジャコブの存在感。そして、効果的な音楽。きらりとゆらめく光線。
不思議な現象、偶然の出来事など紡ぐのが好きなキシェロフスキーがカワイイ。
甘すぎることもあるけどね。 (れいし) | [投票(1)] |
★5 | 映像美に捕らわれて瞬きすら出来なかった。不思議で知的で神秘的な運命。雨に唄うシーンは未だに心に残っている。永久のミラージュが更にもう一人のベロニカを生み出す心境。意志を持つ人間には、必ず心の奥にもう一人の自分が存在するのだと強く思えた。 (かっきー) | [投票] |
★5 | 監督がいかにイレーヌ・ジャコブにほれ込んでいたかがよくわかる。音楽も最高にいい。美しい映画です。 (nene) | [投票(1)] |
★5 | ドッペルゲンガーとの奇跡的な親和。西欧文化との融合に際し多くの先人とは違いキェシロフスキは祖国との頚木を解き放ちはしなかった。奥ゆかしき西欧観が超自然なギミックと調和しトリッキーな撮影が先鋭を付加する。後にも先にも最高作はこれしかない。 (けにろん) | [投票] |