★2 | ロシア的感性とイタリア風土の相性が、どうにも合わない感が拭えないうえ、ランチの映像は平板。一方で変わり映えしないタルコフスキー印の羅列に辟易する。世界のシステムなぞと大風呂敷を広げた挙げ句に故国へのノスタルジーは封殺されてしまった。 (けにろん) | [投票] |
★5 | タルコフスキーの世界観は、自然や美を描くだけでなく、常に人を超えた存在を提示しようとしている。 (ALPACA) | [投票(2)] |
★5 | タルコフスキー作品は、どれも自伝的性格が色濃いが、とりわけ「鏡」とこの作品は、監督そのもの。「鏡」がイメージの源泉なら、こちらは整理されたイメージで分かり良い。「鏡」と並んでベスト。 (天河屋) | [投票(4)] |
★2 | 映画のくせに、と感じる映画。むしろ眺めるのなら好きなだけ眺めていたい。適当に時間を切られるのが分かっているから嫌なんだ。 [review] (G31) | [投票(1)] |
★4 | 地理的なイタリアとロシア=距離。感情的な異国と故国=制度。情緒的な異郷と故郷=思い。この現実の混在に、定点から動けない作者自身が投影された詩人の顛末がどうあろうとも、根底に流れる生命力を感じる。疑似預言者の宗教的な挑発に賭けた覚醒の物語だからだ。
(ぽんしゅう) | [投票] |
★3 | 前作と比べて大分明るくなった。映像も美しいことこの上なし。 (赤い戦車) | [投票] |
★5 | ドキドキ、ハラハラ。何故美しすぎると不安な気持ちにさせられるのか? (ボイス母) | [投票(2)] |
★4 | 記憶の中のろうそくの炎がいつまでも消えなくて参る。 (tredair) | [投票(3)] |
★5 | 異邦人として生きるタルコフスキーが何を思っていたか…やっぱり分かりづらいんですけど。 [review] (甘崎庵) | [投票] |
★3 | 美しい陰影の数々、まさしくタルコフスキだがそれ以上でもそれ以下でもない。むしろ、こんなんで退屈しなかった自分をほめてあげたい。 (ハム) | [投票] |