★3 | 女なんざあ頭っから水でもぶっかけなきゃ正気な判断できねえんだぜ的マッチョ思考はおっかなくって良しとは言えぬのだが、でも、中盤からのバーセルメスとミッチェルが牽引する男騒ぎには矢張り泣ける。打算などこれっぽっちもない生き様こそ美しい。 (けにろん) | [投票] |
★4 | 港と酒場の喧騒(外見)から、霧中の着陸(内実)へ。冒頭30分(全編の1/4)を費やして描かれる飛行機乗りの無粋さの裏に隠された切なさの説得力がこの作品のほぼ全て。その了解があってこそ、男の矜持と女の想いが通俗メロドラマから上質の娯楽へと飛躍する。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★5 | 不明にして誰がリタ・ヘイワースか知らなかった。確認して、成る程と。ム所の壁にポスターを貼る奴の気持ちがわかった。・・・しかしコメントがこれだけではこの埋もれた名作に失礼なのでもう少しストーリー構成なんかについて触れる。 [review] (KEI) | [投票(2)] |
★4 | トーマス・ミッチェルが映画の中心に出てくるのがどうも座りが悪いのだが、無線がつなぐ中継所、機内、基地のか細い線が、すごい緊張感を生む。霧や雨に閉ざされた閉鎖的な空間こそが、飛ぶこと、郵便を届けることへの男たちの狂気な執着の根源だ。 [review] (動物園のクマ) | [投票(4)] |
★5 | これがジーン・アーサーじゃなくキャサリン・ヘップバーンやロザリンド・ラッセルだったら、もっと良かったのに...なんて無い物ねだりはやめよう。これだってホークスらしさの横溢した奇跡的な航空映画。 (ゑぎ) | [投票(1)] |