★5 | 第2次世界大戦に向け、少しずつきな臭くなっていく時代にこうやってフランスとドイツの最高の役者達を集めてこれを作ってくれた。何よりその事に拍手を送るべきだろう。 [review] (甘崎庵) | [投票(2)] |
★3 | 映画は国境や階級をも越えるというルノワールの信には感銘を受けるも、これが傑作と言われると疑問。仏独名優の競演には心揺さぶられるが、収容所内演出の緩さは驚くばかり。ただ終盤の母娘とのひと時の清涼さと白い雪の情景は何とも言えぬ情感を残す。 (ナム太郎) | [投票(1)] |
★4 | 昨今の戦争映画で臨場感たっぷりにドキドキしている世代としては、この設定や環境に今ひとつのめりこめない面があります。 [review] (chokobo) | [投票] |
★4 | 『大脱走』や『第17捕虜収容所』のような捕虜脱走映画。趣はずいぶん異なるが。
幻想を背負うことができる俳優をそろえた映画はやはり魅力的だなあ。 (ハム) | [投票] |
★4 | 戦争に代表される時代の推移にって浮き彫りになる旧来の価値観と戦争その物の虚飾性を映画は粒さに描いていく。国、階級、文化、人種を背負わされた人物の描き方に高い完成度を見るに、それが逆に後年の視点に晒された時、いささかステロタイプに見えるも事実でもある…。 (Kavalier) | [投票] |