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大いなる幻影 (1937/)

La Grande Illusion

[War/Drama]
監督ジャン・ルノワール
脚本ジャン・ルノワール / シャルル・スパーク
撮影クリスチャン・マトラ / クロード・ルノワール
美術ウジェーヌ・ルリエ
音楽ジョゼフ・コスマ
出演ジャン・ギャバン / ピエール・フレネー / エリッヒ・フォン・シュトロハイム / ジュリアン・カレット / ディタ・パルロ / ダリオ / ジャン・ダステ / ガストン・モド
あらすじフランス空軍のマレシャルジャン・ギャバンは偵察飛行中にドイツ軍に撃墜され、捕虜となる。幾たびかの変遷を経、スイスの収容所に入れられたマレシャルは収容所仲間と共に脱走し、スイス山中を走る。 (甘崎庵)[投票]
Comments
全40 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5自由=音楽。平和=言語。 [review] (uyo)[投票(13)]
★5恋愛と友情 [review] (ルミちゃん)[投票(4)]
★5ワクワクするストーリー展開と芸術性は同居しがたいと思うが、具現したのがこの映画。シュトロハイムは実に「怪物」 (りかちゅ)[投票(3)]
★5第2次世界大戦に向け、少しずつきな臭くなっていく時代にこうやってフランスとドイツの最高の役者達を集めてこれを作ってくれた。何よりその事に拍手を送るべきだろう。 [review] (甘崎庵)[投票(2)]
★5「国境は人間が作ったものだ。戦争も人間がおこした。」 とにかく映像が美しい。シュトロハイムも貴族階級の崩壊、虚無まで演じ、この映画の深みをつけた。66年前とは思えない素晴らしい出来。甘い所はこの際無視。 (セント)[投票(2)]
★4所詮貴族社会のシンパシーとはいえ、俳優一人一人の美しい立ち振る舞いで、貴族的な誇り高い精神を描いてみせられると、ある種の感銘を受けずにはいられない。 [review] (くたー)[投票(7)]
★4人々は「国籍」よりも「階級」で結びついていると信じていたフォン・ラウフェンシュタイン。だがそれは、20世紀にはもはや「大いなる幻影」に過ぎないことを、彼は身をもって知った。[新文芸坐] [review] (Yasu)[投票(6)]
★4ジャン・ギャバンら新時代の人たちのために笛を吹いたピエール・フレネーは、20世紀版「ハーメルンの笛吹き男」か。 [review] (crossage)[投票(4)]
★4白い手袋・折れた背骨。一つの幻影が死に、新たな幻影が生まれる。ラ・マルセイエーズ・奴らと俺達。幻影なしに遊びは成り立たない。そして戦争もまた、悲惨な「遊び」なのだ。 ()[投票(2)]
★4幻影は幻影に終わらなかった。EU実現の一端はこの映画が担っていたのだと信じるに足る充実感。シュトロハイムがゼラニウムの花を折るシーンは溜息が出るほど映画的。 (町田)[投票(2)]
★4拝啓ルノワール監督。21世紀に入った現在も、戦争のない世界なんて「大いなる幻影」です。 (AONI)[投票(2)]
★4脱獄してからが良かった。前に傾いた敬礼は真似したくなる。 [review] (coma)[投票(1)]
★4大脱走』の原典的作品だが、後半にロマンスがあり、ピントがややぼやけた印象。それでも後味の良いラストが好印象。 (わさび)[投票]
★4異様な風貌と怪演で有名なシュトロハイムがひときわ目につく。貴族軍人姿がよく似合う。第一次大戦、まだ貴族が残っていた時代。やがて消えて行く貴族階級、台頭してくる庶民階級。 [review] (KEI)[投票]
★3視界をさえぎる壁に満ちた捕虜収容所のシーンから一転して、見晴るかす風景を捉えた後半部への転調のすばらしさ。脚本や演出という殻すら突き破って屹立する人間くさい登場人物たち。そしてダースベイダーの映画的祖先としてのシュトロハイムの凄み! (ジェリー)[投票(4)]
★3本作で立派なのはドイツ側ばかり。世紀の阿呆に生真面目に一席ぶったのは天晴としか云いようがない。映画の出来とは関係なしに。 [review] (寒山拾得)[投票(2)]
★3残念ながら、と言うべきか、ファルージャに侵攻する米軍兵士が感じているように、世界は興奮に満ちている。 [review] (G31)[投票(2)]
★3敵味方が同じ貴族であることをもって、お互いを理解し合うというのが如何にも太平楽であり、あんまり琴線には響かなかった。ただ、脱走後に庶民であるギャバンが一時の平穏を得る山間部の描写は輝いている。 (けにろん)[投票(2)]
★3映画は国境や階級をも越えるというルノワールの信には感銘を受けるも、これが傑作と言われると疑問。仏独名優の競演には心揺さぶられるが、収容所内演出の緩さは驚くばかり。ただ終盤の母娘とのひと時の清涼さと白い雪の情景は何とも言えぬ情感を残す。 (ナム太郎)[投票(1)]
★3でも戦争なんて結局殺し合いなんだなぁというのが正直なところ。1930年くらいに観てたら印象違ったかも。70/100 (たろ)[投票]
★3ノブレス・オブリージュに忠実であればあるほど募る惜別の情。国家が強調されればされるほど曖昧化する国境。互いの不運と窮状を察すれば察するほど深まる男女愛。文化と人に敬意をはらいつつ、失われていくものと生まれてくるものが折り目正しく描かれる。 (ぽんしゅう)[投票]
★2登場人物が見分け付かないし、大した展開も無くダラダラしてるから、かなり退屈。終盤30分で少しだけ面白くなる。['05.2.26高槻松竹セントラル] (直人)[投票]
★1 新宿の小さな劇場で観たのですが、フィルムの保存状態が悪かった。話の筋も覚えていない。ただ、「ラ・マルセイエーズ」が唄われていた気がする。あまりオススメはしません。 (シネスキー兄弟)[投票]
Ratings
5点27人***************************
4点47人***********************************************
3点35人***********************************
2点4人****
1点2人**
115人平均 ★3.8(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
● 監督たちの主として映画に対する発言集  (いくけん)[投票(18)]映画で俯瞰(ふかん)する世界史・人類史  (いくけん)[投票(17)]
ウディ・アレンも選んだ、それぞれの「映画史上最高の10本」 (muffler&silencer[消音装置])[投票(15)]●極(きわみ)――映像美、映像詩 (いくけん)[投票(14)]
キネマ旬報増刊 映画史上ベスト200シリーズ掲載作品一覧 (寒山拾得)[投票(10)]米脚本家組合が選んだ「映画脚本ベスト101」 (アルシュ)[投票(10)]
偶然?同じ邦題(タイトル)になった映画たち (いくけん)[投票(9)]「脱走・脱獄」映画 (AONI)[投票(8)]
第2位の歴史 外国映画篇 (ナム太郎)[投票(4)]マスターピース ()[投票(1)]
Links
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