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前田憲男の映画ファンのコメント

死者との結婚(1960/日) 3000キロの罠(1971/日) クラッシャー・ジョウ(1983/日) すべてが狂ってる(1960/日)が好きな人ファンを表示する

恋人たちは濡れた(1973/日)************

★5真の『ギターを持った渡り鳥』。男は名を捨て、故郷を捨て、ギターのチューニングもしない。しかし、それでも尚、過去からは逃れられない。 [review] (町田)[投票]
★5「二三発、やるか」と股間からギターを突き出す大江徹の清々しさよ。このムルソーはママンすら覚えていない。終盤の方向感覚を失った奔放なキャメラに恍惚とさせられる。 (寒山拾得)[投票(2)]
★4走る自転車の車輪のカットから始まる。乗っているのは大江徹。荷台にフィルム缶を積んでいる。海辺。海岸の道。自転車が横転して転がるフィルム缶。回転運動の連打。道に尾を引くようにフィルムが繰り出される。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
★5逃げるという行為は行き場があってこそ成立する。しかし大方の逃避は、過去を否定することで未来までも失うという矛盾に気づかずになされる。「今」しか持たない男(大江徹)が迷い込んだ空回り回路に、女(絵沢萌子中川梨絵)たちも誘い込まれる。 (ぽんしゅう)[投票(2)]