★4 | 災厄の起原がレオの技量不足にあると見なしてしまえば、恨みの持って行きどころがなくなる。技術的な関心に終始するとなると、一定しないレオの造形がノイズとなってしまう。冒頭の彼と、中盤の逃走者としての彼と、終盤のハンターとしての彼が別人に見える。 [review] (disjunctive) | [投票(3)] |
★5 | 復讐を描いてるのだが、それは終盤にしか機能しない。彼が臨死からほうほうの体で生還するのは根源的な生存本能に依り、人間はそうやって種を維持してきたのだという節理を描く。過酷な自然は牙をむき、亡き妻は追憶の中で微笑む。それ以上でも以下でもない。 (けにろん) | [投票(2)] |
★4 | 移動距離実に320キロに及ぶ箱庭映画 [review] (甘崎庵) | [投票(2)] |
★4 | 見せ方★5、役者★4.5、お話★3で合わせて★4つ。しっかりした映画でした。 (ぱーこ) | [投票] |
★3 | エマニュエル・ルベツキだけでは飽き足らず、ジャック・フィスクにジャクリーン・ウェストまで登用し、撮影の自然崇拝と「詩的な」回想に励む。テレンス・マリック化症候群が重篤だ。しかし「およしなさい」などと親身な忠言はすまい。私とこの演出家の間には一遍も一片も友情が通ったことはないからだ。 [review] (3819695) | [投票(5)] |