★4 | けして取り戻せぬ母性に、けして羽ばたけぬ空に、少年僧慈念が抱いた両義的な感情を、川島雄三は時に馬鹿馬鹿しささえ感じさせる突飛なカメラ視点から追求、代弁する。便所と墓場のシーンは圧巻。 [review] (町田) | [投票(3)] |
★4 | 若尾と佐久間が2分した水上文学の初期映画化作中、楷書体の構築で吉村に強力な推進力で今井に分が悪い川島だが、暗澹たるルサンチマンが全開し村井のエッジの効いた撮影が補完する。その緊張感の持続と繋ぎのセンスは堪らない。 (けにろん) | [投票] |
★3 | この役を演じられるのはやっぱり若尾文子以外に考えられないね。『女は二度生まれる』と並んで彼女の特質がもっとも生きている映画。[Video] (Yasu) | [投票(1)] |
★3 | 三島雅夫の代表作と言って良いでしょう。若尾文子もこのくらいが程好いお色気でよろしいかと思います。 (熱田海之) | [投票] |
★3 | 変な終わりかた! [review] (G31) | [投票(1)] |
★4 | 90度近い仰角視点が出てきて驚く。また、遮蔽物の大胆な利用も目立つ。こういう見せ方は往々にして素人臭くなるものだがそこは川島雄三、圧倒的にセンスが良い。なんとも人を食ったパートカラー! (赤い戦車) | [投票] |