★4 | アジアンタムブルー(2006/日) | 後半は突如としてありきたりな病モノへと変貌してしまいますが、前半は乾いた地面に染入る雨水のように、自然と心に滲みてくる、爽やかで既視感アリな恋愛映画でした。2人の同棲生活は本当に楽しそう。クリスマスプレゼントのエピソードは野暮ったいけど。 [review] | [投票] |
★4 | キャラクター(2021/日) | 肝心な四人家族殺害のシーンがない。全て事後の描写のみ。その点が不満。両角とダガーにイメージの統一性がない。 村瀬健がFukaseに熱烈なオファーをして制作が決まったらしいが、あんな目の小さいクネクネした挙動のFukaseと天才的殺人鬼・ダガーを同一視するには難がある。どうしてもFukaseを起用したいのならダガーをもっとFukaseに寄せるべきだった。物語の全体的な展開はうまいと思った。 [review] | [投票(1)] |
★3 | インストール(2004/日) | あ〜、やっちゃった・・・な感じな映画。ネットでの遣り取りを映画にするとどれもこれも突然つまらなくなる。『電車男』も然り。まだ活字の方がマシ。この映画の評価点はただ一ヶ所、上戸彩の「濡れた・・・」の一言に尽きる。 | [投票(1)] |
★5 | 恋の門(2004/日) | 門君の視点で観賞すると、恋乃という女は「可愛くて、嘘つきで、でも許したくなる」そんな存在。男ならそういう視点で観ざるを得ない仕組みに仕上がってる映画。この小悪魔! でも好き〜、若菜タン。龍平はゆっくりだけど確実に演技が上達してる。 [review] | [投票(1)] |
★2 | 海猫(2004/日) | 薫(伊東美咲)が何を考えているのかだけが難解。というか理解不能。周囲の人間を振り回しただけじゃないか! どんなに「おしん」チックな演出で盛り上げようと、同情の余地は全くない。馬鹿馬鹿しい。「お父さん可哀相・・・」幼い頃の美輝のセリフが胸に痛い。
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