★4 | 今時「ブルジョワ」対「不良」のお笑い構図をやる為の納得コンセプトではあるが、にしては終盤結構マジ涙腺を刺激され、嘗ての三池が必ず陥った破綻を回避するネバリ腰。ただ、その一歩手前を線上で維持したのは安藤と余であったのは間違いない。 (けにろん) | [投票(2)] |
★4 | この物語(原作)の核心は、はたして早乙女愛的な善は悪に対して有効かという問題に尽きるのであり、今更そんな命題、こっ恥ずかしくて正面きって映画になどできないわけで、その点で三池のアプローチは実に正しいのだが、音楽劇の完成度と意地の悪さの詰めが甘い。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(7)] |
★3 | 最初の曲は秀樹でなくてはならないのは当然。その分期待が嫌が応にも盛り上がったのだがどの曲もワンコーラスでもっと盛り込めなかったかなあ。音楽劇としては中途半端過ぎて、ただの賑やかしでしかない。この作品の主旨はみんなわかっていそうなのだが、それでもどこかに照れが出ているのか振り切りが甘い。バカバカしさが昇華すると、感動にも変わると証明できるくらい、もっと熱くくどく捻じ伏せて欲しかった。 (tkcrows) | [投票(1)] |
★4 | 早乙女愛のバカっぷりが、ブルジョワ友愛バカの鳩山由紀夫とダブって見えた。 (ヒロ天山) | [投票] |
★5 | 史上最高の完璧なオープニング!「これから新しい世界に入っていくぜっ」という監督の心意気がずばーんとくる!これに続く前半部、「70年代ってのはこうだったんだぜ」と半ば妄想と化した思い込みによってつくられた映画はまさに新しい世界そのものだ。 [review] (シーチキン) | [投票(6)] |