★4 | 思ったより泣けなかったが、二人の生活を実に丁寧に細やかに描いている。二人が手話で会話するシーンは、字幕と林光による静かな音楽という、ともすれば地味で眠くなるような演出だし、戦後を舞台にした猥雑な風景の映像なのに、まるでフランス映画のような美しさ。もちろん、高峰秀子と、一言もセリフの無い小林桂樹の人並み外れた精緻な演技力も、一助となっている。['07.11.24新文芸坐] [review] (直人) | [投票(1)] |
★5 | 小学生の時、学校行事で見せられた。この結末はちょっとひどいんじゃないの?でも、一つ一つのエピソードに流れる道徳観を否定することはできない。 (サイモン64) | [投票] |
★5 | まいった・・・これしか言葉がみつからなかった・・・。コメンテーターとしての「願い」はこの作品をひとりでも多くの方に見てもらうこと・・・ [review] (sawa:38) | [投票(3)] |
★5 | どんなに悲惨な人生でも、生きることに喜べるならば、それは素晴らしい生き方なのかもしれません。 [review] (甘崎庵) | [投票] |
★4 | 忘れられた人びとの話である。戦前、戦中において聾唖であるということは、神の兵士として戦うことのできない男であり、神の民たる子を生むことのできない女だ。おそらく社会から無視された存在だったであろう。しかし、それでも彼らは生きていかねばならいのだ。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(1)] |