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大曽根辰夫の映画ファンのコメント

あばれ獅子(1953/日) 旗本退屈男 江戸城罷り通る(1952/日) 牛若丸(1952/日) 敵は本能寺にあり(1960/日) 大忠臣蔵(1957/日) 鞍馬天狗 角兵衛獅子(1951/日) ひばり姫初夢道中(1952/日) 顔(1957/日) 鞍馬天狗・天狗廻状(1952/日) 七変化狸御殿(1954/日) 大東京誕生 大江戸の鍵(1958/日) 鞍馬天狗・決定版 鞍馬の火祭り(1951/日) 忠臣蔵(1954/日) 魔像(1952/日) 影法師(1950/日) 獣の宿(1951/日) 必勝歌(1945/日)が好きな人ファンを表示する

続・忍びの者(1963/日)************

★4正編以上に見応えがある。それは矢張り多くは城健三郎の恐るべき暴力性に拠っているのだが、山本薩夫も登場人物を巧みにさばいている。伊達三郎が大役・服部半蔵を演じていてこれが案外渋く決まっていたり、雑賀の孫一役の石黒達也が相変わらず見事な存在感であったりと脇役の魅力もいっぱいだ。ラストの突き放しもたまらない。 (ゑぎ)[投票]
★4東野英二郎の秀吉役がむっちゃはまってました。それにしても何と虚しい終わり方か… [review] (甘崎庵)[投票(1)]
★3世にある通史を連綿と羅列してゆくのみの左派的五右衛門伝後編。ここでの五右衛門は非力に破滅へと心ならずも沈み込んでゆく、凡ならざるも主役たり得ぬ石礫の一個。カタルシスは皆無であり、武将たちの解釈は明智を立て、織田・豊臣・徳川を貶めるいかにも山本薩夫らしきもの。 (水那岐)[投票]
★4信長、光秀、秀吉、家康。おまけに雑賀党とくれば戦国娯楽話の60点はすでにクリアー。そこに雷蔵五右衛門と服部半蔵まで加わって白戸三平的残忍シーンに左翼風味をほどよくふりかけた山本薩夫の手堅い演出とくれば4点を付けざるを得ない。 (ぽんしゅう)[投票]