★4 | 喪失から立ち上がる。 (SUM) | [投票] |
★4 | 冒頭の映像が幻想的で美しい。またショッキングな内容なので恐い。いのちの源、古都奈良に、一家の止められた時間と、新しい生命を得て生きる力を得る、その喪失と再生をゆったりとした奈良の時間・空間に描く。
[review] (セント) | [投票(1)] |
★3 | 死から転ずる生の誕生までを日本的な風景のなかでしとやかに映し出す。甚だ感覚的な質感で、狭い路地が続く街並みから奥に入り組んだ旧家を長まわしで追っていく映像は、まるで河瀬監督が見たいと感じた風景ばかりをセレクトしたよう。 (よだか) | [投票(1)] |
★4 | 『萌の朱雀』同様、説明というのを極力省いているが、それが、ややいらいらするのと同時に、この作品の持つ魅力となり、画面全体に柔らかな雰囲気のままに、溶け込んでいく。カメラワークが独特で、秀逸。いくつもの事実が、きっちりと明らかにはされないまま、古都の風景に埋没していく様は、美しくもさえある。若いふたりの、ぎこちなさと初々しさは、なかなかいい。 [review] (ことは) | [投票] |
★1 | あるのは海外の批評家向けに撮ったあざとさだけ [review] (sawa:38) | [投票] |