斎藤武市の映画ファンのコメント
寒山拾得のコメント |
愛は降る星のかなたに(1956/日) | 原作「愛情はふる星のごとく」は1948年の書籍売上1位(46,47年は2位)の由。映画が尾崎秀美の思想信条を語らず周辺描写に徹しているのは、観客はこのベストセラーを購読済という当て込みもあったのだろうか。タイトルが微妙に違うのは大人の事情だろうが間が抜けている。 [review] | [投票] | |
東京の暴れん坊(1960/日) | 「ツーレロ節」「自動車ショー歌」などで有名なコメディアン小林旭をスクリーンで観られて大満足。ここではタイトル曲、「東京かっぽれ」「ノーチヨサン節」が唄われる。♪アイラブユーラブラブレタア。 [review] | [投票(1)] | |
河内のオッサンの唄(1976/日) | 出鱈目な川谷拓三に尽くす夏純子みたいな昔の人情喜劇は本作辺りで終点、時代は寅さんに移行したのだろう。私的ベストショットは酔っ払って路上で三輪車に跨るミヤコ蝶々。間違えて再見。 [review] | [投票] | |
愛と死をみつめて(1964/日) | 吉永小百合だからこそ原爆被害を真面目に想起すべきだろう。本作には花も恥じらう妙齢に水膨れて死んだ娘、ケロイドで苦しんだ娘の無念が倍音として響いている。 [review] | [投票(2)] | |
ギターを持った渡り鳥(1959/日) | 以降の人畜無害な男性アイドル映画はやたらと本作に似ているという意味で画期的な作品なのだろう。 [review] | [投票(1)] |