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永野宗典の映画ファンのコメント

陽だまりの彼女(2013/日) UDON(2006/日) サマータイムマシンブルース(2005/日) リバー、流れないでよ(2023/日) マイ・ダディ(2021/日)が好きな人ファンを表示する

のぼうの城(2011/日)************

★3期待し過ぎたか。☆3.1点。(review は映画本篇と同様に冗長) [review] (死ぬまでシネマ)[投票(1)]
★5狂言は庶民芸能であり、喜劇だけで形成されている。本作は長親に振り回される側近たちがまさに狂言の様で、主役に野村萬斎を持ってきたのは大正解であろう。野村の外連味たっぷりの演技と時折見せるするどい目は、かくやつ何を思うておろうかと観客さえも攪乱する。字幕を見なければわからない口語と現代風会話の丁々発止、農民も圧制されておらず生き生き描かれる緩急の妙。傑作。 (tkcrows)[投票]
★4のぼうと呼ばれる成田長親(野村萬斎)が「実は策士である」と言う説得力にやや欠ける気がした。本当のうつけなのかうつけのフリをした策士なのか、もう少しメリハリが利いたキャラ造形してもよかったのでは? 城主不在・城代が病で床に伏している時、寺の和尚が言うように正木利英(佐藤浩市)の方が城を任されるのに適任とさえ思われる描かれ方が惜しい。現に彼の単騎駆けのシーンが一番格好良かった。(2012.11.9 鑑賞) [review] (IN4MATION)[投票]
★4こういうのが「見応えのある映画」として人に勧められます。最初はべたべたな展開におやおやと思っていたのですが、いつの間にかぐいぐい引き込まれる。何だかんだ言って野村萬斎さんの魅力と、その魅力を引き出した両監督の力量に尽きると思います。 [review] (K-Flex)[投票(2)]
★3「でくのぼう」という物言いは、本人の外側からの印象や価値観から一方的に下された人物評であり、本作の主題はその印象や価値観の転倒であることは想像がつく。であれば、本作は何より主人公を取り巻く人々の「視線」を描いたものでなければならないと思う。 [review] (おーい粗茶)[投票(4)]