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893愚連隊 (1966/)

[Action]
製作総指揮天尾完次 / 日下部五朗
監督中島貞夫
脚本中島貞夫
原作菅沼照夫
撮影赤塚滋
美術矢田精治
音楽広瀬健次郎
出演松方弘樹 / 天知茂 / 高松英郎 / 三島ゆり子 / 稲野和子 / 荒木一郎 / 近藤正臣 / ケン・サンダース / 宮園純子 / 桑原幸子 / 南都雄二 / 小島慶四郎 / 藤岡琢也 / 広瀬義宣 / 待田京介 / 遠藤辰雄 / 潮健児 / 横山アウト / 脇中昭夫 / 穂高稔 / 加賀邦男
あらすじ東京−大阪間を結ぶ新幹線が開通し2年を経た66年。今や開発の波が押し寄せ近代的なビルが目立ち始めた京都。その駅前で白タクの客を引く愚連隊三人組ジロー(松方弘樹)、参謀(荒木一郎)、オケラ(広瀬義宣)の姿があった。谷口らは何でも三人で折半する民主主義を気取って、古いタイプのヤクザ組織とのトラブルを嫌うグループである。三人はスケコマシ要員としてハンサムでクールな遊び人予備校生の幸一(近藤正臣)を仲間に引き込み女を使って遊ぶ金を稼ぎ始める。そんな時、軍隊経験を持つ愚連隊の先輩杉山(天地茂)が務所から戻り彼らの仲間に加わった。(88分/モノクロ/シネスコ) (ぽんしゅう)[投票]
Comments
全7 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★4あっけなさの不意打ちがリズミカルに繰り出される。 (_)[投票]
★3ふつうなら雑魚扱いの連中を主役にすえるのは、当時、一世を風靡した仁侠映画のヒロイズムへの拒絶・軽蔑なのだろう。そこは買いたいが、ケチくさいものはやっぱりケチくさいので困ってしまう。五条楽園をはじめ、場末の京都の60年代の姿を見られるのは貴重。 ()[投票(2)]
★3中島貞夫の演出はスピード感があって心地よいのだが、松方弘樹らの新進愚連隊と行き場を無くした務所帰りのオールド愚連隊天地茂との心情の描き方が表層的でB級の域を突破し切れていない。中島映画はそれで充分楽しいのだが。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
★3初期中島貞夫の瑞々しいヤクザ物。と云っても、主人公側は暴力団組織ではなく、タイトルにあるように愚連隊と称している。俺たちは民主主義だ、とうそぶく。最終的に愚連隊と本物のヤクザとの対決になるお話。 [review] (ゑぎ)[投票]
★3松方の、何かと言うと「民主主義や」という口癖が面白かった。 (ジョー・チップ)[投票]
★2義理や人情と決別する実録路線開花前夜のモラトリアムチンピラものだが、所詮モラトリアムな半端もんなので全然面白くない。新旧ヤクザの世代ギャップの背景に戦争体験を充当するのも当たり前すぎて今いち。ゲリラ手法のアナーキズムに内実が伴わないのだ。 (けにろん)[投票(1)]
★2の『豚と軍艦』を思わせる広瀬健次郎のテーマは好みなんだが、大筋と画面のつまらないことには我慢ならない。第一、何故モノクロ? [review] (町田)[投票]
Ratings
5点0人
4点2人**
3点6人******
2点2人**
1点0人
10人平均 ★3.0(* = 1)

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