★4 | 「少年犯罪」というそう簡単には扱えないテーマを掲げ、それは充分に活かされていたと思います。とにかく重い。キャスティングも主張が激しくなく、物静かでとてもよかった。 [review] (づん) | [投票(3)] |
★4 | 最後まで脇道へそれることなく、問題のテーマにずっしりとした剛速球を投げた。お遊び的要素は全くないだけに、受け止めるほうは、かなり重たい。津田寛治と内藤剛志は、抱えきれない苦しみが滲み出ていた。やりきれない。問題の少年演じた小栗旬は、まさにはまり役。「何も感じない」という荒涼とした彼の内面は、一体どんな想いが渦巻いているのか。いろいろなことを考えさせられる作品だ。 (ことは) | [投票(3)] |
★4 | 保守化が激しい現代日本でも、さすがにコノ答えは出せない。誰も「少年Aに死刑を!」などとは声高には言えないのだ。週刊誌的主張を映像化しただけなのかも知れないが、無責任な「名無し」ではないところは評価したい。★映像も役者も良い仕事をしている。 (sawa:38) | [投票(3)] |
★4 | 命の重みを知るということは、たぶん自分が不完全な「一ピース」であることを知ることから始まるのだろう。それが幾枚も重なった一枚の絵の上に自分は生かされている。それを知らない少年は、他のピースがなくなってもおのれだけでこの世が完結する、と信じるのだろう。 [review] (水那岐) | [投票(3)] |
★4 | とりあえず重いが、話題のテーマを興味本位では無く真摯な姿勢で描いていて、深く胸に突き刺さる。ラストは重くやるせない涙が出た。昨今の少年犯罪問題に一石を投じる作品。小栗旬も好演だが、津田寛治、内藤剛司が泣けるほど良い。津田はこれからの役者だが、内藤はもっと評価されて然るべき。端役ながら、菅田俊も名演。['05.2.16京極弥生座1] (直人) | [投票(2)] |
★4 | とても身近な社会問題。私達への問題提議的映画。(04.11.10@ユーロスペース) [review] (リア) | [投票(2)] |
★4 | 「少年A」が本当に更正したのかどうか・・・? [review] (RED DANCER) | [投票] |
★3 | かなりのめり込めた作品ではある。何気なく殺人を起こしてしまう少年を中心に、被害者たちがうごめき渡る。ただ何をやっても何を考えても空回りするだけなのだ。救済はないのだから。悲しみは通常は時間が解決してくれる。 [review] (セント) | [投票(1)] |
★3 | 同じ年頃の息子を持つ親として、十分考えさせられる一編ではあった。しかしこういう結末はどうなんだろうか? [review] (KEI) | [投票] |