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姉妹 (1955/日)
[Drama]
監督 | 家城巳代治 |
脚本 | 新藤兼人 / 家城巳代治 |
原作 | 畔柳二美 |
撮影 | 木塚誠一 |
美術 | 山崎正夫 |
音楽 | 大木正夫 |
出演 | 野添ひとみ / 中原ひとみ / 望月優子 / 川崎弘子 / 多々良純 / 河野秋武 / 内藤武敏 / 北林谷栄 / 加藤嘉 / 殿山泰司 |
あらすじ | しっかり者で家庭的な17歳の圭子(野添ひとみ)と、天真爛漫でまだあどけない3歳年下の妹の俊子(中原ひとみ)。二人は、両親(河野秋武・川崎弘子)が暮らす山の発電所の社宅を離れ、叔母(望月優子)の家から町の学校に通っていた。たまの休みに帰る山の家では、弟たちや発電所の青年(内藤武敏)、それに村の人たちが温かく迎えてくれる。なに不自由なく青春を謳歌する姉妹だが、冷え切った家族関係に悩む金持ちの友だちや、自らも病みながら病弱な両親の世話にくれる娘、働きに出る金を作るために子を売ろうとする母親や発電所での労働問題など、そんな身のまわりの矛盾に気づき始める。(94分/白黒/スタンダード) (ぽんしゅう) | [投票] |
古い日本映画をみる楽しさのひとつは、まだ「現代」に染まっていない頃の日本を見るおもしろさにある。明るい働きもので、生まじめな理想家だった人々。家族のように仲のいい共同体。まだ生きている季節の行事。この時代の方が良かったなどとはいわないが―― [review] (淑) | [投票(2)] | |
「良質」という言葉がぴったりの作品だ。劇中主人公の父が「人格者」と呼ばれるシーンがあるが、確かに昔は「人格者」が巷にいた。今は「人格者」も住みにくい世の中になった。 (KEI) | [投票(1)] | |
性格や考え方が大きく異なる姉妹のそれでも尚深い絆を感じさせる描写も良いが、映画は特に妹の一本気な正義感に寄り添っており、彼女の目線を通じて様々な理不尽への憤りを伝えている。小事件を積み重ねていく作劇に社会性をうまく盛り込んでいて見事だ。 (太陽と戦慄) | [投票(2)] | |
野添ひとみの清廉さと中原ひとみの無垢さが理屈や主義を濾過するフィルターとなって、悲惨さを声高に叫んだり嘆いたりすることなく、社会の矛盾が嫌味なく浮かび上がる良心的な社会派映画。両親や叔母叔父の理想的暖かさも、ぎりぎりで臭さを回避する。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] | |
現実を淡々と描いたその描写や良し。野添ひとみってあまり美人だとは思っていなかったが、この作品ではずいぶん別嬪さんに見えた。[Video] (Yasu) | [投票(1)] |
Ratings
5人 | ||
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計 | 12人 | 平均 | (* = 1)
POV
わたしの愛した丸顔女優たち (寒山拾得) | [投票(6)] | 脚本家・新藤兼人 (ぽんしゅう) | [投票(6)] |
むかし殿山、いま柄本。 (ぽんしゅう) | [投票(4)] |
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