The Brand New Testament
Le Tout Nouveau Testament
あらすじ | この世を創造した神様(ブノワ・ポールヴールド)は、性格の悪さをむき出しにして今日も人々に意地悪を重ねていた。気の優しい女神様(ヨランド・モロー)にも口を出させぬ狼藉ぶりに、ついにその娘エア(ピリ・グロワーヌ)はブチ切れる。父のパソコンからすべての人々に余命をメールで知らせたエアは、昔家出した兄のJ・C(デヴィッド・マルジア)に導かれ外界に出奔した。激怒する神様をよそに「新・新約聖書」執筆のため使徒を探すエアの前に、書記となる浮浪者ヴィクトール(マルコ・ロレンツィーニ)と使徒たちが現われる。彼らは、少女として生きようとするウィリー少年(ロマン・ジェラン)をはじめ余生を見つめ直す者たちだった。〔115分〕 (水那岐) | [投票] |
★5 | 何故こんな邦題に?という論議があったみたいだけど、いやいや、原題もなかなか内容に合ってない。それくらいとっ散らかってる物語ではあるけど、理屈じゃない楽しさと可愛さがこの作品には思いっきり詰まってる (tkcrows) | [投票(1)] |
★4 | 男性的ペシミズムに支配された世界を覆すべく、世界の殻を敢えて割る少女。そして母親の柔らかな反逆。女性的オプティミズムの全肯定はあるいは時代錯誤のようにも見えようが、たとえばトランプとクリントンの対立がこの映画の日本公開時のトピックであることを考えると、充分に切実な問題ではある。ポールヴールドの『シャイニング』パロを観るまでもなくこれは予言的映画だ。 [review] (水那岐) | [投票(2)] |
★3 | 馬鹿馬鹿しいといえば馬鹿馬鹿しいお話だが、気宇壮大な物語でそれなりにスカッとする。主役のピリ・グロワーヌがとてもキュートでチャーミングなのが良い。カトリーヌ・ドヌーヴも思い切った挑戦というかなんというか、その肝っ玉は好ましい。 (シーチキン) | [投票(2)] |
★3 | 神の気まぐれな箱庭遊びに付き合わされる人間はたまったもんじゃない。監督の気まぐれに付き合わされる観客もたまったもんじゃない。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(2)] |
★3 | ブノワ・ポールヴールドは常に独創性を持った俳優だ。少女ピリ・グロワーヌも彼の向こうを張るに足る不敵な面構えが頼もしい。まずおっさんが散々な目に遭うギャグ物語として確かな作りで、その因果応報とも不条理とも云える受難ぶりにはトムとジェリー感、ロードランナーとワイリー・コヨーテ感が漂う。 (3819695) | [投票(1)] |
★2 | いろいろ納得いかず、笑えず。ブリュッセルって広島市くらいの都市だ。この狭さがそのままキリスト教の了見の狭さに繋がっていて、居心地が悪い。いじりかたが半端なんだ。JCVDよりJCいじれよツッコめよ、と思う。 (ペンクロフ) | [投票(1)] |
5点 | 1人 | * |
4点 | 3人 | *** |
3点 | 6人 | ****** |
2点 | 1人 | * |
1点 | 0人 | |
計 | 11人 | 平均 ★3.4(* = 1) |
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