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ホモ・サピエンスの涙 (2019/スウェーデン=独=ノルウェー)
Om det oändligaAbout Endlessness
製作総指揮 | サラ・ナゲル / イザベル・ウィーガンド |
製作 | ペルニラ・サンドストレーム / ユーハン・カールソン |
監督 | ロイ・アンダーソン |
脚本 | ロイ・アンダーソン |
撮影 | ゲルゲイ・パロシュ |
美術 | アンデシュ・ヘルストルム / フリーダ・エクストロム・エルムストランド / ニクラス・ニルソン |
特撮 | ニーハ・ヒルベ |
出演 | マッティン・サーネル / タティアーナ・デローナイ / アンデシュ・ヘルストルム / ヤン・エイエ・フェルリンク / ベンクト・ベルギウス / トゥール・フリーゲル |
あらすじ | 時代、性別、境遇、年齢も異なる人々の30余話の逸話を、ワンシーン・ワンショットの固定画面で綴るロイ・アンダーソン監督の詩集的作品。シャガールの絵のように空に浮かぶ恋人。久々に会った昔の友人に無視された男。悪夢にうなされる牧師。銀行が信用できす部屋に金を溜め込む男。十字架を抱えて丘を登る現代のキリスト。汽車から降りた迎えのいない女。帰りのバス時刻が迫った精神科医。片方の靴のかかとが壊れた婦人。シベリアへ向かう捕虜の隊列。土砂降りの道で靴ひもを結ぶ父娘。道端でダンスを踊る3人組みの若い女。地平線まで続く荒野で車が故障した男。みんな大なり小なり問題を抱えた者たちだ。ベネチア映画祭 最優秀監督賞。(76分) (ぽんしゅう) | [投票] |
オチないオフビート小咄の連鎖がところにより連関する隙間から殺戮の近代史の地獄絵図が立ち登る。概ね懊悩する人の話だがバカ陽気な挿話が意表を突いて現れる。土台人の悩みなんて傍から見りゃその程度。来るべき終末には為す術もない。凄まじいペシミズム。 (けにろん) | [投票(3)] | |
お気に入り監督ロイ・アンダーソンの新作です。彼の作品は一言でいうと「侏儒の言葉」いわばアフォリズム集のようなものだと僕は思っている。屈託のないさりげない人生のカット集には今回も強く惹かれる。 [review] (セント) | [投票] | |
退屈の核心は筋やアクションの不在というより被写体の魅力の欠落にある。どやつもこやつも血色が悪すぎて不気味だ。このメイキャップはゾンビに施される類のそれである。舞台が冥界と解するならば原題「果てしなさについて」も腑に落ち、死者は生前と変わらぬ営みを続けるという死生観が立ち現れてくる。 (3819695) | [投票(2)] | |
全編に亘って、基本、起立した人間の目線位置の固定ショットだが、ワンカットだけ例外のカットがある。 [review] (ゑぎ) | [投票(2)] | |
前作『愛おしき隣人』までは多少残っていた物語性はほぼ消滅してしまった。銀鼠(というか青みがかった銀灰色)に統一された背景のなかに描かれるのは、みな大なり小なり“問題を抱えた者”たちだ。ほんの少し、可笑しみより悲しみが増したようにみえる無彩色だ。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] | |
困った。置いてかれたよ。どこにも心を置けなかった。映像が美しいから、何とか最後まで見られたけど。 [review] (プロキオン14) | [投票] |
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