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ひらいて (2021/)

[Drama/Romance]
製作杉田浩光 / 中村優子 / 富田朋子
監督首藤凜
脚本首藤凜
原作綿矢りさ
撮影岩永洋
音楽岩代太郎
出演山田杏奈 / 作間龍斗 / 芋生悠 / 山本浩司 / 河井青葉 / 木下あかり / 鈴木美羽 / 田中偉登 / 板谷由夏 / 田中美佐子 / 萩原聖人
あらすじ成績が良く容姿も秀でたスクールカースト上位の高校三年生・愛(山田杏奈)は、文化祭のダンスや展示制作の準備でも中心的な存在だ。そんな愛は一年のときから、勉強ができ気さくだが決して周りと群れない孤高の男子・西村たとえ(作間龍斗)に密かに思いを寄せていた。ところが、たとえ(作間)のようすを探るうち、他クラスの持病があり人付き合いが苦手な地味な美雪(芋生悠)という女子と人知れず付き合っているこを突き止める。たとえへの思いは偏執的なまでにエスカレートし、愛は美雪に接近し密かな「同性関係」を結ぶことで、たとえとの間を裂こうとすのだが・・・。26歳、首藤凛監督の長編第二作で原作は綿矢りさ。(121分) (ぽんしゅう)[投票]
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全6 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5奇をてらったり思わせぶりな演出なしに、淡々と野暮ったいほどの(それは首藤凜監督が担当する編集にも現れている)愚直さで愛(山田杏奈)の言動を追うことで彼女のモンスターぶりが露わにされる。視線の客観性が独占欲に無自覚な女子高生の凄味をいや増す。 [review] (ぽんしゅう)[投票(2)]
★4開巻は教室の空ショット。後のドアから芋生悠が入ってくる待ちポジだ。席の机の中に封筒を入れる芋生。ちょっと混乱させられたが、この冒頭は、卒業式直前の日のフラッシュフォワードだったのだ。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
★4ここのところ綿矢りさ原作の映画が自分の中では当たり続きだったので本作にも期待したが、初期の頃の綿矢作品に見受けられる「やる気やプライドがありすぎる」「自分のやり方に固執する」「些末なことにとらわれて進めなくなる」「自分の間違いを認めたがらない」女子の空回り物語に終始してしまった。大学に進めば世間は広がるよ、愛。 [review] (IN4MATION)[投票]
★3振り向いてくれない男の彼女盗るの不可解や片隅の連帯以上の真実が見えぬままにモラトリアムが終焉する。杏奈をもっとクソ女に芋生を天使に設定するとか首藤は原作へのパーソナルな共振を解題して再構築してほしい。ベッドシーンのブラも興醒め。 (けにろん)[投票(1)]
★3俺としては愛ちゃんの行動はやり過ぎ感はあるけど、異常とか偏執的とまでは思わなかった。こういう突っ走っちゃう奴っていなかった? [review] (K-Flex)[投票(1)]
★3女子高生の暴走を楽しむ映画なのでしょうか。いまいちのれず、、 (ひゅうちゃん)[投票]
Ratings
5点1人*
4点2人**
3点3人***
2点0人
1点0人
6人平均 ★3.7(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
マイナーな男と呼ばれて・・・ (ぽんしゅう)[投票(17)]
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