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秘密の森の、その向こう (2021/)

Little Mom
Petite Maman

[Fantasy]
製作ベネディクト・クーヴルール
監督セリーヌ・シアマ
脚本セリーヌ・シアマ
撮影クレア・マトン
音楽ジャン・バティスト・ド・ルビエ
衣装セリーヌ・シアマ
出演ジョゼフィーヌ・サンス / ガブリエル・サンス / ニナ・ミュリス / ステファヌ・ヴァルペンヌ / マルゴ・アバスカル
あらすじ祖母が亡くなり8歳の少女ネリー(ジョセフィーヌ・サンス)は、両親と共に遺品整理のため母マリオン(ニナ・ミュリス)が少女時代を過ごした森の中の実家を訪れた。思い出の品々を前に、いたたまれなくなったのか母が突然いなくなってしまう。父(ステファヌ・ヴァルペンヌ)と母の帰りを待つネリーは、かつて母が遊んだ森を散策するうちに同じ年頃の少女(ガブリエル・サンス)と出会う。少女は母と同じ“マリオン”とう名で、訪ねた家は“祖母の家”だった。そして“マリオン”のお母さんは若き日の祖母(マルゴ・アバスカル)だった。演技経験のない双子姉妹を起用したセリーヌ・シアマ監督による母娘三代の惜別の物語。(73分) (ぽんしゅう)[投票]
Comments
全6 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5ネリーが体験した数日間は、ネリーが母マリオンへの不信感を払しょくし、母親の悲しさや内面を理解するのに必要なおばあちゃんの家の後片付けだったのだ。 [review] (jollyjoker)[投票(2)]
★4時間遡行による関係性の再構築とかないのが良い。その何もない物語の底に潜んでいる不穏さもやがて別離と帰還によって解消されるだろう。子どもの頃の夢と現つの錯綜を描く劇伴なしの静謐でスタティックなフレームワーク。それはどこかエリセを思わせる。 (けにろん)[投票(3)]
★4基本は生霊でしかなく実体に会えばそれまでである。補助線としての死者との再会には深入りしない。帰ってくると生霊の本体が死者に見えてしまうのは、祖母の補助線が効いている。 [review] (disjunctive)[投票(2)]
★4セリーヌ・シアマの実力に惚れ惚れする。これは前作『燃ゆる女の肖像』と打って変わって、極上の掌編小説の趣き。しかし、本作も映画的なスリリングな画面に溢れている。 [review] (ゑぎ)[投票(2)]
★4可愛い幻想譚。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(2)]
★4欧州の民にとって"森"が秘める風土的神秘性のなせる技か。セリーヌ・シアマは何のエクスキューズもなく時空の壁を消滅させる。ふたりの少女の出会いと戯れが〈私のママはお祖母ちゃんの娘〉という切れない"糸”を紡ぎだす幸福な時間があってこその別れの結実。 [review] (ぽんしゅう)[投票(1)]
Ratings
5点1人*
4点8人********
3点3人***
2点0人
1点0人
12人平均 ★3.8(* = 1)

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