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恐怖省 (1944/米)
Ministry of Fear
製作 | シートン・I・ミラー |
監督 | フリッツ・ラング |
脚本 | シートン・I・ミラー |
原作 | グレアム・グリーン |
撮影 | ヘンリー・シャープ |
美術 | ハンス・ドライアー / ハル・ペレイラ |
音楽 | ヴィクター・ヤング |
出演 | レイ・ミランド / マージョリー・レイノルズ / カール・エスモンド / ダン・デュリエ / アラン・ネイピア / ヒラリー・ブルック / アースキン・サンフォード |
あらすじ | 時は第2次大戦中。イギリス。ニール(レイ・ミランド)は精神病院を退院。自由の身となった。駅に行き列車を待つ間、町で開催されていた“自由諸国の母の会”のバザーを覗いてみる。「ケーキの重量を当てたらケーキ丸ごとプレゼント」に挑むがハズレ。向こうでやっているベレイン夫人の占いはよく当たると進められて、その小屋へ行く。占いの後夫人は何故かケーキの重量を教えてくれる。ニールはケーキを獲得。帰ろうと出口へ向かうと、自動車で急いで来た男とすれ違う。そして、その男とベレイン夫人が追い駆けてくる。「間違ったんだ。ケーキを返してくれ!」(もう少し続く) [more] (KEI) | [投票] |
初見と再見で大きく評価が変わった。実にラングらしい傑作だ。本作は謎解きの映画に見えるが、謎の全貌すら表面化されず、事件が脈絡なく続く。この悪い夢のような感触は、ラングの画面のみから触知しうる極めて個性的な肌触りであり、これが彼の芯である。 [review] (ジェリー) | [投票(3)] | |
精神病医院を後にする犯罪歴のある気の好さそうな男。いささか押しつけがましい慈善イベントの胡散臭さ。巨大なケーキと盲目の老人と空襲と銃撃。場末の酔いどれ探偵のあっけなさ。明るく屈託のなさすぎる亡命兄妹。何かありそうでやっぱり、な貴婦人主催の降霊会。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(1)] | |
ケーキと盲人が出てきた辺りからそのまま映画に乗っていける。『三つ数えろ』並に話が分からんのだが、各ショットも繋ぎも徹底して持続を保っている。突発的な暴力描写のキレも凄まじいし、何より女優が美しく撮られている。それは、良い映画の第一条件だ。 (赤い戦車) | [投票] | |
原作がスパイ小説家としても著名なグレアム・グリーンなので、物語自体が間違いなく面白い。その為か、ラングお得意の心理描写はあまり出る幕はなかった。 (KEI) | [投票] | |
グレアム・グリーンの原作があったとは知りませんでした。突き放されるような映画です。 (動物園のクマ) | [投票] |
Ratings
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計 | 15人 | 平均 | (* = 1)
POV
スパイ映画大全 (AONI) | [投票(12)] |
Links
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