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眠狂四郎多情剣 (1966/)

製作総指揮辻久一
監督井上昭
脚本星川清司
原作柴田錬三郎
撮影竹村康和
美術上里忠男
音楽伊福部昭
出演市川雷蔵 / 水谷良重 / 中谷一郎 / 五味龍太郎 / 戸田皓久 / 香山恵子 / 田村寿子 / 水原浩一 / 寺島雄作 / 木村玄 / 橘公子 / 若杉曜子 / 尾上栄五郎
あらすじ将軍家の息女、菊姫(毛利郁子)の素顔を見た狂四郎(市川雷蔵)を惨殺せよとの下命が疾風組に下った。さる家に招かれた狂四郎は彼らの手荒い歓迎を受ける。何事かと尋ねた典馬(中谷一郎)という男に狂四郎が語るには、薬に焼かれた醜悪な顔に魂を狂わせた菊姫が、美しい男を抱き美しい女をいたぶり殺して悪逆の限りを尽くしているというのだ。狂四郎は典馬と巻き添えを食いそうになったはる(田村寿子)という娘を救うが、彼女は侍すべてを憎悪し続けていた。程なく、陵辱された女の死体が発見され、その傍らには「狂四郎これを犯す」との立て札があった。菊姫の罠と知りつつ、狂四郎は女の夫と刃を交える。シリーズ第7作。〔84分/カラー/スコープサイズ〕 (水那岐)[投票]
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全8 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★4恐るべし井上昭。殆ど全てのカットが実によく考えられている。気合入りまくりの構図、格子や戸や木立などでマスキングされた画面。歩く人物の横移動トラベリングも目を引くし、また手持ちのセンスもいい。 [review] (ゑぎ)[投票(3)]
★4このシリーズでは三隅研次の『勝負』『無頼剣』に次ぐ傑作。低予算早撮りの濫造される状況で、いかに自分の色を作品に出していくか。たまにこういうものがあるから、プログラムピクチャーを観るのが止められない。 (赤い戦車)[投票]
★4冒頭の暗殺宣言から、カメラは物語を綴るのではなく徹底して「映画」を描く。人物たちは、極端に強調された画面の奥行きや、左右の広さという距離を頻繁に出入りし、また潜むように固定されたカメラ視点が、ある時には手持ちとなって重層的に人物を追い続ける。 [review] (ぽんしゅう)[投票]
★3屈服のよろこびを消化できず恐慌する乙女心の心象が、江戸近郊をパッチワークのような魔空間へと歪めていく。失恋の趣き濃厚な顛末とやっと恋ができたという淡い達成感を、雷蔵の助平顔と戸田皓久の笑わない目が祝福する。 (disjunctive)[投票(1)]
★3演出は良いんだが、なにより物語が悪い。 [review] (甘崎庵)[投票]
★3姫、お面からケロイドがはみ出してますぞ。 (黒魔羅)[投票]
★3なんというかテクニック満載な眠狂四郎ですな。絵は技巧に走るが、物語は、権力を笠に着て無茶苦茶するブサイクな女の人を成敗するというとても気分の悪いものなので楽しくない。 (ハム)[投票]
★3カメラワークの無駄な衒い。素直にカメラを引けばいいものを固定してぶつ切りのまま引いたり、アオリや斜角度等等あちこちから撮ってはいるが、如何せん奇を衒う以外の何の効果も作品にもたらしてはいない。ストーリー的には珍しく青臭く怒る狂四郎が見られるのが興味深い。 (水那岐)[投票]
Ratings
5点0人
4点5人*****
3点14人**************
2点1人*
1点0人
20人平均 ★3.2(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
大映のシリーズ ()[投票(3)]
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