ジャン・リュック.. | チャップリン | 小津安二郎 | ヒッチコック | ジャッキー・チェ.. |
ラブレター (1981/日)
[Drama]
監督 | 東陽一 |
脚本 | 田中陽造 |
原作 | 江森陽弘 |
撮影 | 川上皓市 |
美術 | 綾部郁郎 |
音楽 | 田中未知 |
出演 | 関根恵子 / 中村嘉葎雄 / 加賀まりこ / 仲谷昇 |
あらすじ | 有子(高橋(関根)恵子)は詩人の小田都志春(中村嘉葎雄)の愛人である。彼女は彼を”とし兄ちゃん”と慕い愛してやまないが、小田の訪問は気まぐれであり、有子の気持ちは満たされない。しばらく小田が姿を見せない日々が長く続き、堪り兼ねた有子は出版社に電話をしてしまう。そこで小田が病気の妻の看病に付きっきりであることを知る。満たされぬ思いと正妻への嫉妬から情緒が不安定になり睡眠薬を飲み干す有子。その知らせを聞き、飛んできた小田と親密な日々が再度訪れるが…。詩人・金子光晴と、その愛人の話を元に発表されたノンフィクションの映画化。81年/にっかつ。 (TOBBY) | [投票] |
恋愛という本能が行動を支配する関係の中で、愛人という立場を選択して生きる女を純化して見てみると確かに有子のような女になるのかもしれない。関根恵子が好演する凛々しくも危うい本能の女には、そう思わせるだけの説得力がある。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(1)] | |
高橋恵子の氷のような美貌が存在感を解き放つ淫逸で陰鬱でアンニュイな作品。ヒロインの繊細な精神が脆く壊れてゆく様や日常の中の不安定な感情が見事に映像化されている。フランス映画のような風合い。 [review] (TOBBY) | [投票(1)] | |
氷屋や救急車など「季語」「枕詞」用いてのストーリーテリングは題材に合致しているしSEX依存症の愛人を演ずる関根恵子の存在感も圧倒的。 (町田) | [投票] | |
何日も風呂に入ってない人を抱くことができますか? (大魔人) | [投票] | |
『サード』で流行監督に躍りでた東陽一第2期女性映画群の掉尾を飾る「にっかつロマンポルノ」という極北感は皆無で、又かの自己満足的陰鬱世界が繰り広げられる。そこにはジャンルに対する戦略的配慮は欠片も窺えない。自己の作家世との怠惰な馴れ合い。 (けにろん) | [投票] |
Ratings
0人 | ||
3人 | ||
4人 | ||
0人 | ||
1人 | ||
計 | 8人 | 平均 | (* = 1)
POV
私は日活ロマンポルノのファンである (ぽんしゅう) | [投票(16)] |
Links
検索「ラブレター」 | [Google|Yahoo!(J)|goo] |