[POV: a Point of View]
DPへ愛をこめて光の達人たちDirector of Photography=撮影監督にもっと光を
映画は結局、光と影という絵の具で書かれた絵なので、それを実際に描く職人=技術者=アーティストである撮影監督(DP)を、もっと追求したい気がしてました。そこで、個人的に好きなDPたちの作品リストを作って、取り合えずそれを全部観てみたいと思ってます。
なお、ビットリオ・ストラーロやネストール・アルメンドロスなどの大御所ではなく(好きですけど)、いま中堅で頑張ってる感じの方々から選んでみました。
A:ダリウス・コンディ、B:ダンテ・スピノッティ、C:タク・フジモト、D:ジョン・トール、E:ロビー・ミューラー、F:ピーター・アンドリュース
E | 都市の夏(1969/独) | |||
E | ゴールキーパーの不安(1971/独) | |||
E | 緋文字(1972/独=スペイン) | |||
E | 都会のアリス(1974/独) | |||
E | まわり道(1975/独) | |||
E | さすらい(1976/独) | |||
E | 左利きの女(1977/独) | |||
E | 忍冬〈すいかずら〉の花のように(1980/米) | |||
E | 愛のめぐりあい(1995/独=仏=伊) | |||
E | タンゴ・レッスン(1997/英=仏) | |||
F | トラフィック(2000/独=米) | ピーター・アンドリューとは、S・ソダーバーグのこと。非ドグマな独特の手持ち撮影感。 | [comment] | |
F | オーシャンズ11(2001/米) | [comment] |
同じDPを起用し続ける監督、作品ごとに違うDPなのにルックが統一している監督、違う監督とやっても一定の個性を感じさせるDP。など観てゆくといろんなことが判ってきます。光、影、色、視写界深度、構図、セッティング、アングル、動き、フィルム粒子の選択などなど。そこに、DPたちの筆の技を見いだして、感動したり、驚いたり、泣いたり、笑い転げたりしつづけたいと思います。
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