コメンテータ
ランキング
HELP

[POV: a Point of View]
ベティ・デイビス

1908年4月5日米・マサチューセッツ州ローウェル生まれ。あらゆる難役や汚れ役等に挑んだ名女優。                                                                                           ニューヨークの小さな劇団から舞台に出演し始め31年に映画デビュー。34年の「痴人の愛」でミルドレッド役で一躍有名になりその後汚れ役や難役や悪女役で人気を頂点に立てる。                                                                           35年の『青春の抗議』や39年の『愛の勝利』40年の『月光の女』等で10回アカデミー主演女優賞にノミネートされ、『青春の抗議』と『黒蘭の女』で2回受賞する。                                                                                晩年は『』や『呪われた森』等ホラー映画の不気味な老婆役で人気を維持した。87年の「八月の鯨」を遺作に89年10月6日、癌の為に死去した。                                                                                        
A★5イヴの総て(1950/米)ベティ・デイビスは地で演じているようなリアルな演技で、自分に突きつけられた現実を素直に受け入れるところが実に素晴らしかった。 [review]投票
A★5何がジェーンに起こったか?(1962/米)ベティ・デイビスの鬼気迫る演技は素晴らしい、精神的に可笑しくなったジェーン前半は姉のブランチをいたぶる演技がとてもすごかった後半の異常なんだけどおとなしくなるとこはベティ・デイビスの素晴らしさが伝わる、ジョーン・クロフォードの演じるブランチもいたいけさが伝わってとっても良い、これは是非一度は観ておきたい。投票(5)
A★4痴人の愛(1934/米)人としての思いやりもない誰からも共感されないヒロイン、ミルドレッドをベティ・デイビスが好演。 [review]投票(1)
A★4八月の鯨(1987/米)リリアン・ギッシュが92歳とは思えないぐらい凛とした美しさがあって印象的。 [review]投票(1)
A★4ポケット一杯の幸福(1961/米)キャプラ作品にしてはいつもの古くさいほのぼのではなくて珍しい。 [review]投票
A★0黒蘭の女(1938/米)
A★0月光の女(1940/米)
A★0偽りの花園(1941/米)
A★0ふるえて眠れ(1964/米)
ベティ・デイビスはやはり悪女役をやらせたら申し分のない演技を発揮する女優。                                                               普通、悪女役の女優というのは役の個性にとらわれがちで主演というよりも助演の事が多いが彼女は他の役者の存在を霞ませるぐらいのすば抜けた演技力を持っているので主演でもどうどう演じられる貫禄がある。                                                                         役者としては悪女役でも初期の頃は自意識過剰で傲慢な性格の女性が、『イヴの総て』なんかでは悪女役でも落ちぶれていく様を真に迫って演じていてリアリティがあった。                                              また変わったところでは『ポケットいっぱいの幸福』の娘思いの母親役、『何がジェーンに起こったか?』では異常性格になっていく女性を演じている。                                                             『八月の鯨』ではその悪女で培った個性を逆手にとって頑固な老人を演じているのが印象的であった。
この映画が好きな人達

このPOVを気に入った人達 (2 人)kawa muffler&silencer[消音装置]