掲示版: 話題「追悼の部屋」 (バーボンボンバー)
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[全話題一覧]
宝田明さん死去 | ||
シーチキン | 2022年03月19日00時26分更新 | |
宝田明さんが亡くなられました。俳優として幅広く、活躍された方でした。また御年87歳、第二次大戦、日本の敗戦を経験され戦争の惨さを直に経験された方でもありました。それらのすべてに敬意を表します。でも我々にとっては何よりも『ゴジラ』の宝田さんであり、特撮の宝田さんでした。その方が亡くなられ、改めてというか、やっぱりというか、一つの時代が終わったのかと思わずにはいられません。ご冥福をお祈りします。 | ||
Re: 宝田明さん死去 | ||
ゑぎ | 2022年03月19日22時22分更新 | |
首都圏のミニシアターで主演作の上映を見る際は、今回も宝田さんが来られているのではないかと、いつも期待しながら見ていました。上映後にサプライズで御挨拶された宝田さんを私は3回見たことがあります。もっと何度も、というコメンテーターもおられることでしょう。私にとっては、成瀬巳喜男、千葉泰樹、鈴木英夫ら監督作のスターとして、忘れられないであろう人です。心より哀悼の意を表します。 | ||
追悼 佐藤忠男 | ||
寒山拾得 | 2022年03月21日20時54分更新 | |
佐藤忠男氏が亡くなりました。1930年生、2022年3月21日逝去、享年91歳。任侠映画やマイナー映画を正当に評価し、アジア映画を積極的に紹介され、映画好きの受けた恩恵は計り知れません。「大島渚の世界」「長谷川伸論」「キネマと砲声」「日本映画史」「中国映画の100年」「戦争はなぜ起こるか」ほか、どの著作も知的刺戟に満ちていました。これからも読み継いでいきたいと思います。ご冥福をお祈りします。 | ||
Re: 追悼 佐藤忠男 | ||
ぽんしゅう | 2022年03月21日23時40分更新 | |
いわゆる第三世界の映画の面白さを、私に教えて下さったのは佐藤忠男さんでした。今も 私の枕もとには、ちょうど半分まで読み終えた著書『映画でわかる世界と日本』が置いてあります。ありがとうございました。 | ||
俳優レイ・リオッタ 死去 | ||
プロキオン14 | 2022年05月27日03時30分更新 | |
『グッドフェローズ』『ハンニバル』などで知られる俳優レイ・リオッタが亡くなったというニュースが入ってきました。映画撮影のために訪れたドミニカでだそうです。67歳。個人的には『NARC』がベストアクト。ご冥福をお祈りします。 | ||
追悼 ジャン・ルイ・トランティニャン | ||
寒山拾得 | 2022年06月18日01時52分更新 | |
2022年6月17日死去、享年91歳。代表作は『素直な悪女』『男と女』『Z』『暗殺の森』『日曜日が待ち遠しい』『トリコロール/赤の愛』でしょうか。フランスの知性の体現者で、前衛映画にも違和感なく溶け込む俳優さんでした。個人的にはバディム『危険な関係』や『嘘をつく男』他ロブ・グリエとの共作群、晩年の凄まじいハケネ『ハッピーエンド』が印象深いです。R.I.P. | ||
追悼 渡辺宙明 | ||
寒山拾得 | 2022年06月28日00時25分更新 | |
2022年6月23日死去、享年96歳。テレビの特撮、アニメソングで有名な方ですが映画もjmdb登録で140作品、『東海道四谷怪談』『黄線地帯』『怒号する巨弾』はじめ新東宝映画を盛り上げ、倒産後も『喜劇 にっぽんのお婆あちゃん』『忍びの者』『妖怪百物語』等各社作品で活躍されました。ジャジーなスコアに心弾みました。天寿を全うされたものと存じます。ご冥福をお祈りいたします。 | ||
ジョー・ターケル氏 死去 | ||
YO--CHAN | 2022年07月09日00時07分更新 | |
ジョー・ターケル氏が本年6月27日死去いたしました。享年94歳。 個人的には、『ブレードランナー』タイレル博士役で、主人公デッカードにレイチェルをVKテストしてもらっている時のウキウキした表情が特に印象に残っています。 謹んでご冥福を祈らせていただきます。 | ||
追悼 石濱朗 | ||
寒山拾得 | 2022年07月29日01時03分更新 | |
2022年7月26日老衰のため死去。享年87歳。50年代の松竹名作に必ずといっていいほど登場し、時代の真面目さを象徴する真面目な造形を多く残した男優さんでした。『少年期』『涙』『人間の條件』が特に印象深いです。ご冥福をお祈りします。 | ||
追悼 ジャン・リュック・ゴダール | ||
寒山拾得 | 2022年09月13日18時56分更新 | |
2022年9月13日死去、91歳。死因はまだ報じられていません。彼ほど大量の古典映画を観てきた映画監督はいなかった。基礎体力が比類なかった。そして余りにも独自の批評スタイルで古典映画を換骨奪胎し続けた。ゴダール作品への批評は大抵の場合、彼より劣る映画知識で語られるため本人を殆ど納得させなかった。彼は孤高の存在だった。そんな感想を持っています。リベラルな姿勢を貫き、時代に寄り添い刺戟し続けた監督でした。私の3本は『ウィークエンド』『彼女について私が知っている二、三の事柄』『ありきたりの映画』。宗教的な言葉で追悼してよいのかどうか、そこからして私には不明です。 | ||
追悼 澤田幸弘 | ||
寒山拾得 | 2022年09月26日23時28分更新 | |
2022年9月21日逝去、享年89歳。初報からタイムラグがありましたが老衰死で報道されました。70年代らしい反骨の監督で、日活の代表作は警察不信を告発した『濡れた荒野を走れ』なのでしょう。個人的には、伊佐山ひろ子の代表作『セックス・ハンター 濡れた標的』、公害病の娘さんが忘れ難い児童映画『ともだち』、最高の優作を記録した『俺たちに墓はない』を愛しています。ご冥福をお祈りします。 | ||
追悼 ジャン・マリー・ストローブ | ||
寒山拾得 | 2022年11月21日04時31分更新 | |
2022年11月20日逝去、享年89歳。本邦では貧しいことに殆ど報じられておらず、死因も不明ですが、『ミッシェル・ド・モンテーニュのある話』の作者の死は穏やかなものだっただろうと信じることができます。その知性に訴える作劇、コミュニズムを巡る思索の共通性からも、ゴダールと同年の訃報に感じ入らざるを得ません。個人的な最高傑作は『早すぎる、遅すぎる』。『雲から抵抗へ』『放蕩息子の帰還/辱められた人々』『アルテミスの膝』『ジョアシャン・ガッティ』『ジャッカルとアラブ人』『水槽と国民』『ロボットに対抗するフランス』等々、なんと素晴らしい作品の数々だったことでしょう。 | ||
中島貞夫監督、死去 | ||
シーチキン | 2023年06月17日00時21分更新 | |
中島貞夫監督が死去されました。『あゝ同期の桜』のラストシーンをめぐるエピソードも心にしみますが、1950年代から60年代の日本映画黄金期、そして70年代から遺作となった2019年の『多十郎殉愛記』まで、京都撮影所を主な拠点として映画に打ち込み、日本映画の生き字引としての役割も果たされました。個人的には『日本の首領<ドン>』3部作が好きでしたが、その長きに渡るキャリアをいかし、KBS京都でかつて放映されていた50〜70年代までの時代劇などを中心とした「邦画劇場」(だったかな)のメイン解説者として、その撮影の裏話を、現場にいた者として、リアルに語られた姿にいたく感銘を受けました。かつての名俳優達のエピソードにも通じ、映画の味わいに彩を添える役割も果たされた、稀有な映画人であったと思います。ご冥福をお祈りします。 | ||
鈴木瑞穂さん死去 | ||
シーチキン | 2023年11月28日22時45分更新 | |
俳優・声優の鈴木瑞穂が亡くなられました。時代劇から現代劇まで、存在感のある名脇役として活躍されました。この方が出ているだけで、そのシーンの格が上がったというか、重みのあるシーンのように見えました。声優としてはダースベイダーの吹き替えもやられていたとのこと。96歳とのことで、さすがに近年はあまり見かけませんが、懐かしい、名作と言われるような邦画には、たいてい出演されていたように思います。ご冥福をお祈りします。 | ||
寺田農さん死去 | ||
シーチキン | 2024年03月23日23時16分更新 | |
寺田農さんが亡くなられました。俳優として多方面で活躍され、独特の味というか、存在感のある役者さんでした。またジブリアニメでは声優としても出演され、『ラピュタ』のムスカ役が印象に残っています。21年に主演された『信虎』は見ようかなと思っているうちに、見逃してしまいました。ご冥福をお祈りします。 | ||
追悼 久我美子 | ||
寒山拾得 | 2024年06月14日15時40分更新 | |
2024年6月14日死去、享年93歳。いかに清らかに生きるかを、主役脇役通じて模索し続けた俳優さんだったと思います。傑作秀作の何と多いことか、『春のめざめ』『酔いどれ天使』『また逢う日まで』『あにいもうと』『女の園』『噂の女』『女囚と共に』『夕焼け雲』『正義派』『黄色いからす』『女であること』『お早う』『春の夢』『青春残酷物語』等々。個人的な最高傑作は市川崑のコメディ『あの手この手』『億万長者』。ご冥福をお祈りします。 | ||
アラン・ドロンさん死去 | ||
シーチキン | 2024年08月18日18時17分更新 | |
いわずと知れたフランスの二枚目大スター、アラン・ドロンさんが亡くなられました。代表作は挙げきれない程の役者さんですが、私には『太陽がいっぱい』が記憶に残っています。ご冥福をお祈りします。 | ||
Re: アラン・ドロンさん死去 | ||
シーチキン | 2024年08月18日21時44分更新 | |
アラン・ドロンさんの出演作をチェックしていて思い出しましたが、私が始めてアラン・ドロンさんの出演作を観たのは子どもの頃にTV放映された『レッド・サン』だったと思います。三船敏郎さん、チャールズ・ブロンソンさんという三大スター競演の、西部劇+時代劇というような感じの映画でしたが、とても面白かったです。 | ||
西田敏行さん死去 | ||
シーチキン | 2024年10月17日21時12分更新 | |
西田敏行さんが亡くなられました。映画、TV、と活躍され、喜劇の印象も強いですが、真面目な役、貫禄のある役もこなされました。『アウトレイジ』シリーズでは強面、叩き上げ風ヤクザもやりました。そういう役をやられていても、どこかほっとするようなところのある役者さんでした。ご冥福をお祈りします。 |