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すやすやさんのコメント: 更新順

★5アジョシ(2010/韓国)悲哀に満ちたウォンビンの立ち姿が素晴らしく何をしても絵になる。弓を引き絞るように怒りのエネルギーを溜めに溜め、一気にアクションに移行することで観る者の暴力的快感を解放する。計算された静と動の演出が巧い。 [投票]
★3岳 ガク(2011/日)きちんと奥穂高岳周辺でロケしていて好感がもてる。小栗旬はやりすぎ感も否めなくはないが頑張っているから良しとしよう。[投票]
★5ヒーローショー(2010/日)この映画の夜は暗闇ばかり。その闇が若者のどん詰まり感と行き場のなささを象徴している。このヒリヒリするような焦燥感が実に胸くそ悪いのだがそれがリアル。 [review][投票(3)]
★3ブラック・スワン(2010/米)ナタリー・ポートマン の苦悶する表情が痛々しくて常に精神的な苦痛を強いられるのは監督の意図通りなんだろうけど辛い…。主役を交代される女優の役がウィノナ・ライダー ってのが個人的にツボ。ブチ切れた演技も良かった。[投票(1)]
★4ソルト(2010/米)振り返ってみるとプロットに穴が多く、設定に無理がある。しかし冒頭の尋問シーンの切り口から一気呵成に観客を巻き込み、プロットの穴を考えさせるヒマもなくテンポのよい展開で最後まで見せる。[投票]
★3世界侵略:ロサンゼルス決戦(2011/米)エイリアンの地球侵略を描いているが本質的には戦争映画。ドキュメンタリータッチの演出は緊張感もあり十分すぎるほどリアリティはあるが、ヒネリも情緒もない直線的な海兵隊万歳描写に鼻白む。[投票(1)]
★4RED レッド(2010/米)全員が肩の力を抜いて軽妙に演じていて実に心地よい。しかしマルコビッチはどの映画に出ても存在感がオーバースペックだなw。そしてアーネスト・ボーグナインが未だ健在とは!! [投票]
★3エンジェルウォーズ(2011/米=カナダ)あれ〜?なんかどっかで見たことあるな〜。え?皆が思っているソノ映画じゃなくて、うーんと…。と思っていたら最後でやっとわかった。⇒ [review][投票]
★3ワルキューレ(2008/米=独)史実が完全ネタバレである以上「成功できるのか?」をサスペンスのギミックにするのは無理がある。ヒロイックに描くことよりもそこに至った史実を正確に積み上げた方がもっとおもしろくなったのではないかと。[投票]
★4SUPER 8 スーパーエイト(2011/米)冒頭衝突シーンとエル・ファニングの演技はぶっちぎりに素晴らしい。ルックは80年代SF映画のそれを纏っているものの、プリミティブな感性が微妙にズレている。『ET』の空を飛ぶ自転車シーンのような言葉を超えた魂がこの映画には欠けている。[投票]
★5イングロリアス・バスターズ(2009/米=独)静的なシーンを絶妙なセリフ回しと役者の演技でジリジリと緊張感を高めていく。ただ、ただ「巧い」としかいいようがなく、こんなに巧いんだったら別のネタ(文芸モノとか)でも凄いことになるんじゃないか?とも思いつつそこはやっぱりタランティーノなんだな、と。[投票(3)]
★5十三人の刺客(2010/日)冒頭アレを見て高笑いする役所広司とか、襲撃されて悦んでいる稲垣吾郎とか、ネジが吹っ飛んだサドな描写がなぜか気持ちいい。三池崇史のヤなところが全部裏返って良いほうに出てしまったとんでもない傑作。[投票(4)]
★3トロン(1982/米)ワイヤーフレームに手塗りしたCGと聞いたときはひっくり返ったが、いずれにしろCGのエポックメイキングなのは歴史上の事実。が、しかし映画としては退屈…。[投票]
★3トロン LEGACY(2010/米)ライトサイクルのシーン以外全然3D感がない。ストーリーに期待するのは野暮というものだろうが、『攻殻機動隊』や『マトリックス』を経たこの世において電脳世界の描き方が前時代的過ぎる。[投票]
★3スカイライン 征服(2010/米)伏線ぽいネタを仕込みながらも、全力でスルーして回収するそぶりも見せずに終わる。脚本の工夫のなさ加減が致命的だが、その分画面がはっちゃけているかというとそうでもない。どっちかにしろ。[投票(1)]
★3ハンナ(2011/米)シアーシャ・ローナンの美貌と演技はパーフェクトなんだが、周辺キャラのモチベが曖昧すぎる。寓話と解釈するにせよオマエらそんなにぶっ殺して何がしたいのだ?オカマの殺し屋はよい。 [review][投票(2)]
★5X-MEN:ファースト・ジェネレーション(2011/米)画面、キャラクター、ストーリーの隅々まで入念に作り込まれたプロの仕事。全ての部品がカッチリとかみ合い、見事なまでにクライマックスに収斂していく。X-MENの前3作に目くばせしてあるのにもかかかわらず、X-MENとは全く違う映画をみているよう。[投票]
★3トワイライト 初恋(2008/米)ラノベや少女マンガだと割り切ってみればそれなりに楽しめる。バンパイアが野球とかおんぶして木登りとか冷静に考えると抱腹絶倒するような斬新な描写や設定があって飽きること無く最後まで見れる。[投票]
★3ウルヴァリン X-MEN ZERO(2009/米)本ストーリーのしがらみがない分、わかりやすい展開。サイクロップスはこの頃から使えない雰囲気を醸し出していたんだなw[投票]
★4ローラーガールズ・ダイアリー(2009/米)一見ステレオタイプなストーリーなんだが、人間関係の描写が誠実で登場人物の誰一人としてもないがしろにせず、向かい合う問題に対して現実的な回答をし続けるので、なぜかとても新鮮な印象受ける。[投票(2)]