AONIさんのコメント: 更新順
八百万石に挑む男(1961/日) | “偽者だからこそ”やりがいがある!辣腕マネージャー右太衛門がプロデュースする一大詐欺事件。天下を動かしている幕臣達を相手に命懸けの問答勝負を挑むとは、漢ですなぁ。 | [投票] | |
にっぽんぱらだいす(1964/日) | なんであれ、ひとつの文化・風土が終焉する瞬間は寂しい。 初めての“お勤め”をした後に、「わたし、お腹すいちゃった」と呟く名台詞が脳裏に焼きつく。 [review] | [投票(3)] | |
座頭市牢破り(1967/日) | 虐げられる農民よ団結せよ! 農民指導者が現れ、“とかげのシッポ切り”の如き権力のメカニズムが展開。予想以上に山本薩夫節が全開で嬉しくなる。 そして“世紀末救世主伝説”的に座頭市が登場!! [review] | [投票(1)] | |
座頭市の歌が聞える(1966/日) | 市を惑わす琵琶法師の悪魔の囁き。 ニヒル天知との再戦も嬉しいが、お話が小粒すぎて物足りない。 [review] | [投票] | |
座頭市喧嘩太鼓(1968/日) | 凝りに凝った映像演出も、シリーズ屈指のつまらない脚本のせいで水の泡。 [review] | [投票(1)] | |
座頭市血煙り街道(1967/日) | 女子供には弱い市ちゃん。お決まりの展開も、勝新と近衛の神業対決を見せられたら文句は言えん。市の居合斬りを背を向けて払い返す男を初めて見たぜ! | [投票(1)] | |
座頭市鉄火旅(1967/日) | 「メクラにゃ、回る眼がねぇんだよ!」 鉄火場の不正も暴く盲目の超人・座頭市。畳も樽も真っ二つ。あんたの刀は斬鉄剣か!! | [投票(1)] | |
座頭市果し状(1968/日) | 銃弾の摘出手術を自ら行う座頭市。ブラックジャックも霞む超人技。 定番のワル親分の他に、待田京介をはじめとした投げナイフや拳銃を使いこなすお尋ね者7人衆が魅力的。 | [投票] | |
真紅の盗賊(1952/米) | 元サーカス芸人のランカスターならば、船のマスト上でのアクションもお手の物。気球や潜水艦まで登場して奇想天外。これぞアクション活劇。 | [投票] | |
ウィズ(1978/米) | NYをイメージさせる街並み、ディスコ全盛期をうかがわせるファンキーでケバい色彩のオズの国が斬新! 監督に全く毛色が違うNY派の旗手シドニー・ルメットが選ばれた理由は、舞台がNYだからという、ただそれだけの気がする。 [review] | [投票] | |
座頭市海を渡る(1966/日) | 池広一夫の西部劇趣味、ここに極まれり。今回はなんと『真昼の決闘』だ! けど、無敵超人・座頭市には誰の助太刀も必要ない気が・・・。 [review] | [投票(1)] | |
座頭市地獄旅(1965/日) | 障子一枚を隔てて対峙する勝新と成田が生み出す緊張感。いつ友情関係が破綻し刀を抜き合うのか、先の読めない対局の行方。詰むや詰まざるや。 [review] | [投票(2)] | |
座頭市逆手斬り(1965/日) | 冤罪晴らしに暴力飯屋にお説教。しかも今回は偽座頭市にまで按摩サービス付き。相変わらず忙しい市ちゃん。寛美センセが勝新の向こうを張る迷活躍。 | [投票] | |
座頭市血笑旅(1964/日) | 子守りを雇いながら、赤ん坊が心配でたまらない市。市を追い続ける石黒達也をはじめ敵が弱すぎて困るが、クライマックスの決闘&虚無感に満ちたラストは名演出。 [review] | [投票(5)] | |
座頭市千両首(1964/日) | 強盗と間違えられて村人から「ドメクラ!」と罵られる市。行き場のない怒りを全身で表現する勝新の名演技。 国定忠治まで登場するが、マカロニ西部劇から飛び出して来た若山富三郎が馬に跨り大ムチで全てを蹴散らす! | [投票] | |
不連続殺人事件(1977/日) | 坂口安吾の推理論。小坂一也の説く「心理の足音」には深く感銘。 横溝正史並のエグい相関図を描きながら、中身はまんまアガサ・クリスティ。 [review] | [投票(1)] | |
一心太助 天下の一大事(1958/日) | 錦ちゃんと月形爺ちゃんの擬似親子コンビは実に最高。 難点を挙げるとすれば、さほど「天下の一大事」と大騒ぎする程の事件でないことぐらい。 [review] | [投票(1)] | |
一心太助 男の中の男一匹(1959/日) | 出会いがあれば別れがある。一心太助の独り立ち。 沢島忠の描く活気溢れる江戸っ子庶民の姿は見ていて元気が出る。 名老中「知恵伊豆」こと山形勲の凛々しさにも男惚れ。 | [投票] | |
ひばりの森の石松(1960/日) | 「森の石松の金毘羅参り」に、「浦島太郎の竜宮城」を盛り込んでしまう大胆さ。 ボウリング場(!)での大乱闘など、時代劇の枠にとらわれない型破りな世界が沢島作品の魅力です。 [review] | [投票] | |
ひばり・チエミのおしどり千両傘(1963/日) | 江利チエミの食いっぷりがヨロシイ! キャプラ監督の大ファンである沢島忠なだけあって、本作は『或る夜の出来事』を時代劇に翻案したって感じ。 ただし、沢島らしい畳み掛けるスピード感が本作には少し欠けている気がする。 | [投票] |