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オノエルさんのコメント: 更新順

★2多羅尾伴内・十三の魔王(1958/日)すごいものを見てしまった。芦屋雁之助が正義の味方を演じて七変化するとおもいねえ。だいたい合ってる。[投票]
★3若草物語(1964/日)30年前、既に家族は崩壊していて、愛情しかそこにはなかったんだなあ。という感想はともかく… [review][投票(1)]
★3夫婦善哉(1955/日)ああ〜なんてことだ緩慢に腐っていくことがこんなにも心地よく甘いなんて。僕にとっては淡島はアンニュイそのものだ。女性にとっては森繁がそれそのものだろうか。[投票(2)]
★3ベニスに死す(1971/伊)教授、醜い! でもイイ! 老醜を晒しているのに、初恋の混乱のようであり、しかし甘さは微塵も許されず…。畢竟、絶望の味がとても甘いのだ。[投票(1)]
★5動くな、死ね、甦れ!(1989/露)ドキュメンタリー部分は本物らしさのためではなく、むしろ壊れてしまうほど切ない「物語」の一部として機能していると思う。[投票(1)]
★2アモーレス・ペロス(2000/メキシコ)共感できることと感動できることの間には何の関連もない。 [review][投票]
★5未来世紀ブラジル(1985/英=米)10代だった俺があのラストシーンに感動したのは、いつも現実逃避している自分の現実に気付かせてくれたから、かもしれない。いまだに素晴らしいと感じるし、何故だか安心する。[投票(1)]
★4修羅雪姫(2001/日)釈は「タランティーノが撮ったパム・グリアー」と同じオーラを発していた。何の作為も感じとらせない、そこに彼女が立っているだけの画面作り。にもかかわらず俺、動揺。オーラとしかいいようがない。[投票(1)]
★4ベリッシマ(1951/伊)アッパー系ビスコンティ! 奇跡か!? この後死ぬまでダウナー系かと思うと名作である以上に貴重なフィルム。まあ僕はどっちも大好きですが。[投票(1)]
★5豚と軍艦(1961/日)長門と吉村の(甘)酸っぱい関係、丹波の胃弱やくざ、タバコをせびる老母、東野英次郎の父親、豚。豚。豚。…そしてすべて終わってなお、凛とした立ち姿![投票(2)]
★4セブン(1995/米)殺しのギミックよりもむしろ、犯人のキャラクター。過剰な知性・正気・平安。完全な狂気。完全に逸脱しつつ彼の心に悪はないのかもしれない。そこが心底恐ろしい。[投票]
★4神の道化師、フランチェスコ(1950/伊)常識をひっくりかえし、命をなげだし、いっけん狂人としか見えない修道士たちのふるまいが、きわめてラディカルに「愛」を説得する。無茶するなあ。かっこいいけど。[投票]
★4拝啓天皇陛下様(1963/日)クライマックスの時間差編集が見事! あと、この作品の長門裕之は大好きです。とぼけてて。[投票(2)]
★4わらの男(1958/伊)悲惨を子供のカワイさで押し切るってのは、ありふれたわれわれの人生と同じさね…。[投票]
★3妻として女として(1961/日)「このままでいいじゃないかなんの不満がある」と始終云いつづける森雅之がおかしい。団塊世代の視点で父親を失権させるなんて、成瀬も若いねえ。[投票(1)]
★4痴人の愛(1967/日)マザコンVS三白眼。愛情なのかなんなのか、妄執でお互いにぐちゃぐちゃ。いやー楽しいネ![投票]
★5素晴らしき放浪者(1932/仏)こんな軽快な映画も撮れることが、かえってルノワールの偉大さかと思う。[投票]
★5「エロ事師たち」より 人類学入門(1966/日)ロングショットが、70年代のイマヘイとはちがったクールネス。覗きともいうが。これはこれで好き。[投票]
★2ピストルオペラ(2001/日)前作は大和屋竺の奇想が爆発した、発想優先・安部公房的な前衛だった。願わくばと今作にもそれを期待したが…。[投票]
★3大菩薩峠(1957/日)スターウォーズのようだ! 大河内傳次郎がヨーダね。第二部も楽しみ![投票]