AONIさんのコメント: 更新順
フランケンシュタイン(1931/米) | 無垢な魂に培養される憎悪。邸宅に侵入し、後ろからヒロインに迫ってくる怪物が怖い。思わず「後ろ!後ろ!」と言いたくなる。クライマックスの風車シーンは感動的ですらある。 | [投票(1)] | |
御誂治郎吉格子(1931/日) | 運命的な満月夜の大捕物。現代美人な伏見姉妹が忘れさせない魅力を放てば、絶体絶命の窮地からのアッと驚く展開はまさに伊藤大輔の本領発揮。 [review] | [投票] | |
狂った果実(1956/日) | 鮫の如くヨットの周りを徘徊するモーターボート。そこから巻き起こる怒涛のカット割り!!中平康の映像センスが素人俳優達をスターへと導いた。ウェイターに外国語で話しかけられた岡田真澄が「焼酎ある?」と尋ねる台詞がオモロ。 [review] | [投票(8)] | |
潜水艦イ−57降伏せず(1959/日) | 潜水艦内の息詰まる閉塞感に加え、死を覚悟でこの虚しい任務に意義を見出そうとする乗組員達の帝国軍人魂に感動する。池部良&三橋達也は勿論、我侭な外交官娘を怒鳴りつける軍医長平田昭彦までも熱血男気キャラで嬉しい。 [review] | [投票(1)] | |
メメント(2000/米) | 己の記憶を辿るサスペンス。本当の足取りを見つけたと思ったら、また見失う。まるで“メビウスの輪”状態。 | [投票] | |
野良犬(1949/日) | 終戦直後の“飢餓感”がフィルムに焼き付いている。踊り狂う淡路恵子にホモっぽいマネージャー伊藤雄之助、そして三船に木村・・・、みんな若い! | [投票(1)] | |
コマンチェロ(1961/米) | リー・マービンの扱いが、「これでええんかい!?」と叫びたくなるほど酷くて許せなかった。 | [投票] | |
ウォーターボーイズ(2001/日) | グラビアアイドル眞鍋かをりの期待外れな起用方法や、「シンクロ、チャチャチャ!」というトンデモな応援がこの作品のセンスの悪さを語っている。 [review] | [投票(2)] | |
ジャガーノート(1974/英) | 爆弾の仕掛けを覗き込むR・ハリスの彫りの深い皺!絵になる顔とはこういうもの。密室空間で喋る、愚痴る、推理する。まさに独壇場。昔の映画は会話自体がサスペンスだった。 [review] | [投票(1)] | |
放浪三昧(1928/日) | 先ずは千恵蔵御大の爽やか美青年ぶりにビビる。冒頭の決闘と食事シーンのモンタージュなどハッとする展開&演出もあるが、若き稲垣&伊丹の黄金コンビもまだまだ未成熟といった感じ。 [review] | [投票] | |
地獄(1960/日) | オープニングの「新東宝」マークからして趣味が悪い。作品の持つ退廃的狂気を体現してみせる沼田曜一が圧巻。前半で予算を使い果たしたのか、後半のショボい地獄絵図が残念。中川監督には乱歩作品を撮ってほしかった。 | [投票(1)] | |
Wの悲劇(1984/日) | 薬師丸ひろ子の脱アイドル宣言。角川映画の聖処女として守られてきた彼女の冒頭いきなり処女喪失に驚愕!しかも、その重要な相手がコイツかよ!本格派へのステップを始めたばかりの薬師丸にとって、相手の三田佳子はデカすぎた。 [review] | [投票(11)] | |
エスパイ(1974/日) | ダサいタイトル題字が出て尾崎紀世彦が歌う主題歌「愛こそすべて」が流れるオープニングの時点で、私の予知能力が作動してトホホ映画だと告げた。 [review] | [投票(5)] | |
竜馬暗殺(1974/日) | 濃い墨汁を用いた一筆一描き勝負の水墨画の如き映像世界。記憶に残るは原田&石橋&優作トリオの白塗り顔と、対照的に真っ黒な血の色・・・・・ナリ。 [review] | [投票(7)] | |
海底軍艦(1963/日) | 旧・日本海軍の残党が開発した水空両用超兵器・轟天。誰もがあのアニメを想起するだろう。デザインは確かにカッコ良いが、最終兵器である「波動砲」ならぬ「冷線砲」がショボい。まるでスプレー噴射。 [review] | [投票(2)] | |
王手(1991/日) | 新世界の住民は借金してる人だらけかい!!とことん漫画チックな作りがコテコテの世界に上手くマッチし、子役を含めた登場キャラがみんなボケとツッコミを心得ているのは感動モンやで!! [review] | [投票(4)] | |
探偵物語(1983/日) | 処女探偵ナオちゃんがゆく!何気に門や壁をよじ登るシーンにこだわる根岸演出。事件よりも、解決後に部屋に押しかける薬師丸ひろ子と優作の「泊めて」「泊めない」押し問答シーンの方が手に汗握る。 [review] | [投票(7)] | |
セーラー服と機関銃(1981/日) | 「ヤクザなのにメソメソする子は嫌いよ!」「かしこまりましたー!」終始こんなノリ。『極道の妻』よりも百倍魅力のある女親分・泉ちゃん登場!!クライマックスの殴りこみになって明かされる大門正明の“告白”に爆笑必至。 [review] | [投票(9)] | |
座頭市(1989/日) | 勝新の天才的ひらめきを堪能できる殺陣演出は文句のつけようが無い。けど、悪ボス3人に陣内孝則&内田裕也&奥村雄大は弱すぎるよ・・・。 [review] | [投票(6)] | |
東京ジョー(1949/米) | 「アー、ソウ」早川雪洲は、日本語も英語も怪しい。 米国人同士は殴り合いで友情を深めるが、米国人と日本人なら柔道で友情を確かめ合う、ってマジかよ!! [review] | [投票(3)] |