★5 | 復讐や恋の行く末という規定展開は加速する新たな命題付加の前に駆け足で消化され或いは放逐されていく。その物語性の脱構築とも言える試みの果ては破綻かも知れぬがシリーズPART2としてはこれでいい。端折りは細緻の極みのガジェットに糊塗されていく。 (けにろん) | [投票] |
★4 | 空想の誇大さはナンパを政治の大状況に絡ませて文弱が乙女心をキュンキュンさせる文系浪漫の邪念を受容させ、信憑性を得たナンパは空想を地上化する。 [review] (disjunctive) | [投票(1)] |
★4 | 超大作感を微塵も欠くことなくここまで徹底的に地味に仕上げられるのはドゥニ・ヴィルヌーヴの一種の特殊技能な気がしてきた(褒めてるわけでも貶してるわけでもなく)。 [review] (月魚) | [投票(1)] |
★4 | もちろん映像のスケールに圧倒されるのだけど、それが物語を押し進める圧となり、壮大な王朝劇に結実。ある種のドラマ美があると思う。 [review] (G31) | [投票(1)] |
★4 | うーん、噂に違わぬ映画作り。3時間、画面にくぎづけだ。話は、何かどこかにあったようで、シンプルだが、だからこそ映像のダイナミズムが冴える。美術が圧倒的。俳優陣も豪華絢爛。 [review] (セント) | [投票] |
★4 | カイル・マクラクランの『デューン/砂の惑星』 (1984年) 以来、もやもやしていたものがやっとパート1とパート2を見て分かってきた。 [review] (中世・日根野荘園) | [投票] |
★3 | じっくりと豊かに流れる「時間」の構築、ヴィルヌーヴの長所が息を潜めてしまっている。セカセカと筋の消化に追われるヴィルヌーヴなんて見たくない。珍しく撮影も悪く、不用意な人物のアップだらけで、巨大なはずの世界がえらく狭い場所に感じる。ツギハギのアクションにジマーの轟音を被せる反復も無造作で、ノーランがスベった時と同じ失望があった。前作の方が遥かに格上。 [review] (DSCH) | [投票(2)] |
★3 | フローレンス・ピューのモノローグで始まる。彼女は、皇帝−クリストファー・ウォーケンの娘。ティモシー・シャラメ−ポールの登場は、砂に顔を付けている象徴的なショットだ。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] |
★3 | やり捨て。 (黒魔羅) | [投票] |
★3 | 壮大なスケールの物語、画、にも見えるが、冷静に考えるとそうでもないような。でも、世界観はそれなりに一貫しているので、スクリーンに没入できるのは良い。 [review] (シーチキン) | [投票] |