★5 | 奇をてらったり思わせぶりな演出なしに、淡々と野暮ったいほどの(それは首藤凜監督が担当する編集にも現れている)愚直さで愛(山田杏奈)の言動を追うことで彼女のモンスターぶりが露わにされる。視線の客観性が独占欲に無自覚な女子高生の凄味をいや増す。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(2)] |
★3 | 振り向いてくれない男の彼女盗るの不可解や片隅の連帯以上の真実が見えぬままにモラトリアムが終焉する。杏奈をもっとクソ女に芋生を天使に設定するとか首藤は原作へのパーソナルな共振を解題して再構築してほしい。ベッドシーンのブラも興醒め。 (けにろん) | [投票(1)] |
★3 | 俺としては愛ちゃんの行動はやり過ぎ感はあるけど、異常とか偏執的とまでは思わなかった。こういう突っ走っちゃう奴っていなかった? [review] (K-Flex) | [投票(1)] |
★4 | 開巻は教室の空ショット。後のドアから芋生悠が入ってくる待ちポジだ。席の机の中に封筒を入れる芋生。ちょっと混乱させられたが、この冒頭は、卒業式直前の日のフラッシュフォワードだったのだ。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] |
★3 | 女子高生の暴走を楽しむ映画なのでしょうか。いまいちのれず、、 (ひゅうちゃん) | [投票] |
★4 | ここのところ綿矢りさ原作の映画が自分の中では当たり続きだったので本作にも期待したが、初期の頃の綿矢作品に見受けられる「やる気やプライドがありすぎる」「自分のやり方に固執する」「些末なことにとらわれて進めなくなる」「自分の間違いを認めたがらない」女子の空回り物語に終始してしまった。大学に進めば世間は広がるよ、愛。 [review] (IN4MATION) | [投票] |