★3 | 現実逃避にしか見えぬ少年の奇行の果てに正体不明の婆さんがいたわけだが、人生訓めいた更正方向ではなく閉じた世界に2人で埋没してゆく被虐性には一応惹かれる。ただ、余りに語られぬバックボーンゆえに所詮は絵空事にしか見えない。ラストはいかしてる。 (けにろん) | [投票(3)] |
★4 | あのお婆ちゃんが「最初から聖人として描かれている」点がどうも気にかかる。アナーキーな秩序破壊者として現れたお婆ちゃんが次第に聖人のように見えてくる、その過程をこそ見たかった。自殺願望少年を束縛の地獄から救うのが自由への啓蒙だけでは物足りない。 (太陽と戦慄) | [投票(3)] |
★3 | これじゃキャット・スティーヴンスの映画だ。画面が音楽の付帯物に成り下がってしまった個所が多すぎるのではないか。ラストから後年の『さらば青春の光』を連想するならば、スティーヴンスの楽曲も七〇年代中頃のピート・タウンゼント/ザ・フーのような曲調に聴こえもして嫌いではないのだけれども。 [review] (3819695) | [投票(2)] |
★4 | いかにもな70年代映画ではないか!と納得しようとしてもしきれないくらい音楽が煩すぎる。グリーンスリーブスや爆笑必至のチャイコフスキーなどは素敵なのだけど、やたら啓蒙的な歌詞の曲が邦訳字幕付きで流れるとどうしても萎えてしまう。 [review] (tredair) | [投票(1)] |
★5 | ふざけてるんだけど、なんか、グッとくるものがありました。あと... [review] (elliott) | [投票(1)] |
★2 | 貴種流離譚の性的ロールプレイがイメクラ的想像力の貧困ゆえに、俗世間への哄笑を俗世間そのものへ収斂するように思う。逆におかんやチャールズ・タイナー叔父らは、記号であり続けようとする実に人間らしい仕草によって、記号の軛から逸脱している。 (disjunctive) | [投票] |
★4 | 執着は人を不幸にする。 [review] (TM(H19.1加入)) | [投票] |
★5 | 最高のblack jokeたくさんで笑い転げました。でもそれだけじゃないです。面白いだけで終わらなかったのには賛否両方だろうけど。私は良かったと思います。見た後は不思議な気持ち。 (けふこ) | [投票] |