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ハロルドとモード 少年は虹を渡る (1971/)

Harold and Maude

[Romance/Comedy]
製作総指揮ミルドレッド・ルイス
製作コリン・ヒギンズ / チャールズ・マルベヒル
監督ハル・アシュビー
脚本コリン・ヒギンズ
撮影ジョン・A・アロンゾ
美術マイケル・ハラー
音楽キャット・スティーヴンス
衣装ウィリアム・テイス
出演バド・コート / ルース・ゴードン / シリル・キューザック / チャールズ・タイナー
あらすじ大金持ちの家に産まれながら生来の反体制気質から自殺ごっこを繰り返すハロルド(バッド・コート)、19歳。今日も今日とて、血まみれになってママ(ヴィヴィアン・ピックルズ)を嘆かせるのであったが、ある日、趣味の葬式めぐりに自家用霊柩車で赴いたおりに、同好の米寿の婆さん、モード(ルース・ゴードン)と出会う。交流を深める2人であったが、ママは恋人紹介サークルでハロルドに次々若い女の子を紹介し、叔父(チャールズ・タイナー)は軍隊で彼を鍛えなおそうとする…。2003年米エンターテインメント・ウイークリー誌のカルトムービーTOP50で4位に選出されたハル・アシュビー監督第2作。 (けにろん)[投票]
Comments
全8 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5ふざけてるんだけど、なんか、グッとくるものがありました。あと... [review] (elliott)[投票(1)]
★5最高のblack jokeたくさんで笑い転げました。でもそれだけじゃないです。面白いだけで終わらなかったのには賛否両方だろうけど。私は良かったと思います。見た後は不思議な気持ち。 (けふこ)[投票]
★4あのお婆ちゃんが「最初から聖人として描かれている」点がどうも気にかかる。アナーキーな秩序破壊者として現れたお婆ちゃんが次第に聖人のように見えてくる、その過程をこそ見たかった。自殺願望少年を束縛の地獄から救うのが自由への啓蒙だけでは物足りない。 (太陽と戦慄)[投票(3)]
★4いかにもな70年代映画ではないか!と納得しようとしてもしきれないくらい音楽が煩すぎる。グリーンスリーブスや爆笑必至のチャイコフスキーなどは素敵なのだけど、やたら啓蒙的な歌詞の曲が邦訳字幕付きで流れるとどうしても萎えてしまう。 [review] (tredair)[投票(1)]
★4執着は人を不幸にする。 [review] (TM(H19.1加入))[投票]
★3現実逃避にしか見えぬ少年の奇行の果てに正体不明の婆さんがいたわけだが、人生訓めいた更正方向ではなく閉じた世界に2人で埋没してゆく被虐性には一応惹かれる。ただ、余りに語られぬバックボーンゆえに所詮は絵空事にしか見えない。ラストはいかしてる。 (けにろん)[投票(3)]
★3これじゃキャット・スティーヴンスの映画だ。画面が音楽の付帯物に成り下がってしまった個所が多すぎるのではないか。ラストから後年の『さらば青春の光』を連想するならば、スティーヴンスの楽曲も七〇年代中頃のピート・タウンゼントザ・フーのような曲調に聴こえもして嫌いではないのだけれども。 [review] (3819695)[投票(2)]
★2貴種流離譚の性的ロールプレイがイメクラ的想像力の貧困ゆえに、俗世間への哄笑を俗世間そのものへ収斂するように思う。逆におかんやチャールズ・タイナー叔父らは、記号であり続けようとする実に人間らしい仕草によって、記号の軛から逸脱している。 (disjunctive)[投票]
Ratings
5点2人**
4点9人*********
3点6人******
2点1人*
1点0人
18人平均 ★3.7(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
ブッシュ・アメリカ・映画 (新人王赤星)[投票(20)]●アメリカン・ニューシネマに愛を込めて  (いくけん)[投票(17)]
米脚本家組合が選んだ「映画脚本ベスト101」 (アルシュ)[投票(10)]
Links
IMDBThe Internet Movie Database
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