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エピキュリアンさんのコメント: 投票数順

★5アメリカン・ヒストリーX(1998/米)正義観と暴力性が、どのように一人の中で結びつくのか、自分のことのように追体験させてくれる恐ろしくもすばらしい映画。監督兼カメラマンの作品なので、ときどき必要以上に絵がきれいすぎるかな。でも、あの縁石での殺人シーンは、最近ちょっとないぐらい怖いアイディアだった。[投票]
★4戦艦ポチョムキン(1925/露)モンタージュだなんだ、という話抜きで、ぼーっと観ても面白いし、意識的に「オデッサの階段」の部分をみると、ああこれで編集という技術の基礎が開発されたんだなあ、と分かって面白い。でもマイゼル版の音楽は、音と映像がシンクロしていて、編集の効果が半減していた。[投票]
★3メリー・ポピンズ(1964/米)先日、たまたま久しぶりに観る機会がありました。で、当時話題の合成シーンなど、興ざめかもしれないなあ、と心配していたら、ぜーんぜん遜色なし。今見ても、ぜんぜん気にならないし、十分に面白い。良くできてるよなー、と感心。[投票]
★3シックス・センス(1999/米)怖がらせておいて、それをステロタイプのヒューマニズム物につなぐなんて!。観ていて、その展開がわかったら、急に怖くなくなってしまい、興味を失ってしまった。でも、タク・フジモトの撮影は『羊たちの沈黙』以来のすばらしさ。米東部の寒々しく陰鬱で美しい光に、1点。[投票]
★3プラトーン(1986/米=英)ディア・ハンター』や『キリング・フィールド』の後だったと思う。その次にくるベトナム映画って、どんなになるんだろう、って期待していたら、なんだか、テレビの「コンバット」(好きだけど)みたいな単純娯楽作だった。なんだかなー。同時に『フルメタル』が作られてたんだよね。[投票]
★2マルサの女(1987/日)ぜんぜん覚えていない。観たのは、なかり以前だが、観た翌日には、忘れていたことは、覚えている。[投票]
★5リパルジョン・反撥(1965/英)ドヌーブの、鼻を弾く癖に感動。『こわれゆく女』でジーナ・ローランズが親指を立てて、ブッ!ブッ!という奴が鮮やかに呼応する。腐ってゆく肉も、『ブラッド・シンプル』魚へ。恐怖や執着の物質的シンボルを見つける天才ポランスキーのすべてがある。[投票]
★2バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2(1989/米)コメディなんだけど、でも、なんか、予定調和をやりすぎている感じがする。いっそ、もっと時間パラドックスやパラレルワールドなどが入り乱れて、スラップスティックになるとか・・・。なんか、中途半端でした。[投票]
★4イージー・ライダー(1969/米)観た当時、ストーンズのコンサートで、ヘルス・エンジェルが観客を撲殺した事件があった。だから、チョッパーのハーレイは怖かった。で、ジャック・ニコルソンのたき火とスコップ。それから、最後ののシーン。一生忘れられない。[投票]
★2タワーリング・インフェルノ(1974/米)観たけど、ほとんど内容を忘れてしまった。金返せ、とはおもわなかったから、そこそこは清涼飲料みたいな価値はあるのかも。それだけだけど。[投票]
★5ナイトメアー・ビフォア・クリスマス(1993/米)3年ぐらい前、クリスマス間近のどこかのナイトクラブのモニターで再生されていて、その映像に張り付いて最後まで観てしまった。で、そのときはなんの映画だか分からず、探しまわったのでした。キャラといいコマ撮りの動きといい物語といい、まさに裏ディズニー!傑作。[投票]
★4バウンド(1996/米)登場人物たちが、画面に見えなくても、どう動いているか、ダイヤグラムにして脚本をねったんじゃないか、とウシャオスキー兄弟が楽しんでいるのが、伝わってくる。最後の、××シーンがこぼれた××の上でダンスのようになるのは、マトリックスと通じる美意識ですね。[投票]
★4未来世紀ブラジル(1985/英=米)このセット美術と、フィルムの濡れたような質感、人々の表情だけども、観てよかったー、と思いました。その世界を貫徹してつくった意志も、美しい。[投票]
★4サイコ(1960/米)これ、やっぱ、描き方のすばらしさ、なんだろうなあ。シャワーのタイルと、古びた洋館の外観、そして内装。きっとフロイド流の解釈するひととかいるんだろうけど、無意識なんかなくっても、これは怖い、って言いたくなっちゃう。[投票]
★3激突!(1971/米)面白い。それだけ。[投票]
★4マトリックス(1999/米)劇画を、そのまま映像かしたら、こうなるだろう、と感心した。ストーリーも、背景の世界の設定も、いいかげんで古くさいけど、そんなことはどうでもいいや、って思えるぐらいの映像の技ですね。サングラスに対話者が、微妙なアングル違いで映り込む、なんて遊び方に、乾杯。[投票]
★4ターミネーター(1984/米)感情のない機会に、憎悪を投影するには人間なんだ。と気づかせてくれた映画。とくに、後半の皮膚がなくなってしまってからが好き。そのメカの情感とシュワちゃんのキャラが、まったく違和感なくつながっていて凄い。クリス・カニンガムの原型がここにある?[投票]
★3ジュラシック・パーク(1993/米)恐竜しか覚えてない。全部忘れた。大昔に観た、『恐竜100万年』も全部忘れたけど、恐竜とラクウェル・ウエルチの二つを覚えている。[投票]
★3アポロ13(1995/米)へー、そんなことがあったんだー、という感想でした。NHKの「プロジェクトX」のほうが、感動しちゃうけど、私は。[投票]
★4鳥(1963/米)ヒッチコックは、もう画面が怖い。画面のスミッこや、一瞬のアクションに、どんな怖いことがさりげなく織り込まれているか、ってどきどきしちゃう。それを鳥がやるんだから、予想もつかない動きやよく見えないディティールが怖い。最近、東京はカラスが怖いし・・・。[投票]