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[コメント] 童年往事・時の流れ(1986/台湾)
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★4省略を拒み、直視すべき光景を冷徹に冷静に観客に見据えさせる無骨さと不器用さが、ドラマ性を抑えた静かな画面構成や美しい風景描写と両立している奇跡に驚かねばならない。一方で、見えすぎる眼鏡をかけさせられたようなかすかな不快感も残る。 (ジェリー)[投票(1)]
★4自分の子供が成長していくさまを見、自分の親が年老いていく姿を目のあたりにしたときに、人間の幼少期と壮年期、そして老年期では流れている時間の速さと意味が違うのだということに私は初めて気付いた。この映画は、その「時間」の重層を見事に捉えている。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
★4竹を割ったように清新な撮影と照明で描かれる人間たちの営み。それらを見つめる視線は厳しくも慈しみに溢れている。幾度となく吹き抜ける風と雨。あらゆる感情がフィルムを流れては消えていく様の美しいこと。傑作。 (赤い戦車)[投票]
★5風のフィルム。 [review] (バーボンボンバー)[投票]
★3少年時代ものというジャンル訴求力に侯孝賢の作家性が未だ拮抗していない感じだ。編年体の叙事性は後の『非情城市』で、叙情性は『恋恋風塵』で透徹した深みに至る。郷愁は堪らなく切ない。ただし思いの丈が過ぎて年代的にあれもこれも入れ込み過ぎた。 (けにろん)[投票]
★4移ろい行く季節、流れる時間は常に、穏やかで飾りのないもの。 (モモ★ラッチ)[投票]
★5子供の残酷さ。老人の抱える悲しみ。それはすべての人が人生の中で、味わい、経験していくもの。それを美しい映像で表現したのがこの映画である。 (river)[投票]
★2この映画を理解したいけど理解できない自分が悔しい。 (モン)[投票]
★5アジアならではの湿り気がとても懐かしいです。 (とんとん)[投票]
★4どぎついアメリカ映画と比べると、この穏やかさが心地よい。 (丹下左膳)[投票]