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[コメント] 二階の他人(1961/日)
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★3藤沢駅なのか?雨の駅から始まる。若き平尾昌晃が降りてきて、葵京子から傘を借りる。実は、葵は小坂一也の妻で、平尾は小坂ら夫婦の家の間借人なのだ。家は高台にある。未舗装の坂道の道路。小坂と葵が歩くのをフルショットで収めた構図は端正だ。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
★4彼方からの手紙。 [review] (ナム太郎)[投票(3)]
★3人の裏を描いて短尺に詰め込み過ぎだが、奇妙な味わいがあるのもそのためか。新興住宅地の撮影がいい、雨も坂も泥道も。葵京子の明るさもいい。 (寒山拾得)[投票(2)]
★3マイホームを持つことが最大の目標だったサラリーマン時代の人生の機微を短時間に凝縮させた作品。 (RED DANCER)[投票]
★3コメディーではあるものの当時の生活感がふんだんに随所に見られ、見方を考えればシリアスものとしても通用する社会風刺映画でもある。 [review] (セント)[投票(1)]
★4リアルな生活感のしっかりとした描き込みがあるからこそ、二階を占拠する者たちの違和が生むサスペンス感や、部長や警官や母親と兄弟の身勝手さとユーモアが、いかにも我が身に起こりそうな日常性を獲得している。野村芳太郎と山田の絶妙な小品。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
★3記念すべき山田洋次デビュー作も、とらやの人々のようなふっきれた登場人物が居ないと中々希望を見つけられない。何とか良心の交流を保てた事は、その後の山田の作品群を思えば本当に幸いな出来事であった。☆3.7点。 (死ぬまでシネマ)[投票]
★3今更のようだが、山田洋次はやはり喜劇作家ではない。ペーソスの作家だ。この作品の場合その側面が成功せず、どうにも後味が悪いものになりかけていたのだが、最後の最後にきて救われた。池田正義のテーマ曲はじんわりと温かくて良し。 (水那岐)[投票]