[コメント] アポロ13(1995/米)
地球を飛出て月へ行くのも、トラブルを発生させるのも回避するのも、みんな人間の所業。人間の力は果たして大きいのか、小さいのか。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
この映画について「前半は面白いが後半は…」という感想を持つ人もいるようですが、私は逆で、3人が月への未練を断ち「地球へ帰るぞ」と決意を新たにしたところで話にGOサインが出たように思えました。(逆に言うと、そこまではやや退屈気味だった。)
ここから先は私的な感想になりますが、私もSEという仕事をしていて、このお話とはレベルが違うものの、システムトラブル発生時に、大勢の人間で協力して解決をしなくてはならないというギリギリの状況を過去に何度も経験したことがあります。
大勢のプロの技術者たちが、一つの目的に向かってそれぞれの役割を必死でこなしていく様、悲観的な状況に絶望しそうになったり、光明が見つかって空気ががらりと変わり急に動きが出てくる様、自分の立場のみ考え余計な発言をする人間に混乱させられかける様、それらを統率するリーダーシップ(映画ではエド・ハリス)など、自分の過去の経験と重ね合わせることができ、とっても臨場感と共感を感じることができました。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (11 人) | [*] [*] [*] [*] [*] [*] [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。