[コメント] 魔法にかけられて(2007/米)
娘のたっての希望で家族で鑑賞する。鑑賞後妻が私に問うた。「これって子供が見る映画?大人の映画?」
プリンスに憧れる小学生の娘は単純に久しぶりの正統派のプリンスの登場を喜んでいたのだ。だから実写の占める割合にいささか落胆していたようだった。
私は私で、セルフパロディって聞いてたもんだからもの凄い期待をして観に行った。前半は良かった。これまで自らが大事にしたきた「おとぎ話」の財産を現実との対比で面白く魅せてくれたから。
だけど、そんな面白い設定は後半から活かされなくなっていく。そしてよくあるハリウッド製のコメディロマンス映画と化していくにつれ面白みは失せていたのだ。
途中から子供たちは飽き始めた。
何のひねりもオマケもない長いエンディングがやっと終わった後、妻は私に問うた。「これって子供が見る映画?大人の映画?」
私は数組の女子中学生たちのグループを指差して言った。「中学生の映画だよ」
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