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[コメント] 恐喝こそわが人生(1968/日)
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★3相変わらず、というか、この当時でも既に、ハンディカメラとストップモーションを使い倒す。これが見事なものなのだ。また、松方弘樹のナレーション挿入のテンポも良く、オープニングからアヴァン・タイトル、クレジットバック辺りまでは本当にいい調子だ。 [review] (ゑぎ)[投票]
★4回想とスチルの入り乱れが混乱よりも瑞々しさを映画に呼び込み、松方弘樹一派の軽快さと相まってヌーヴェルヴァーグかニューシネマのような趣。アクションも滑らかに繋がれ、照明の深度も優れている。特に佐藤友美との雨中のカーセックスシーンが素晴らしい。そしてクライマックスの駅前の雑踏、これまた映画的でストップモーションに意表を突かれる。 (赤い戦車)[投票]
★3スピーディーな演出で一気に見せる。でもアメリカンニューシネマならぬジャパニーズニューシネマとまでいかないのは尺が短いせいか、肝心の後半に急ぎすぎたせいか。それにしてもイケメンなのに松方弘樹のやられ顔、悶絶顔はいつ見ても素晴らしいなぁ。 [review] (ごう)[投票]
★3よくまとまった原作を深作欣二がやっつけ仕事で仕上げたような気がする。知らんけど。 [review] (Myurakz)[投票(1)]
★3東京流れ者』のメロディにのって川を流れゆくドブネズミのスチル。これが松方に結びつくかと言えばけしてそうではなく、彼はヘラヘラ笑ってばかりだ。どん底から這い上がる仲間たちの結束を見せるためにも、時間通りに事実を見せるほうが効果的だったのではないか。スチルの多用はのちの「仁義なき」深作の萌芽だろうが、それにしてもしつこい。 (水那岐)[投票(1)]